お住まい相談員の講演会についていってみた。

ウチシルベ事業部レポーターのつぅです。今回は、福岡のお住まい相談員曽根さんが講演会をするということでついて行ってみました。

曽根るみ

福岡エリア担当のお住まい相談員。社内の人間はもちろん、地域のCM、MSWからの信頼も厚いベテラン。

つぅ

曽根さん、今日はよろしくお願いします。

曽根

よろしくね‼

つぅ

ところで曽根さん、講演会をすると聞いたんですが会場はどこなんですか？

曽根

つぅちゃん、実はね、広島市中区健康長寿課の「健やか講演会」でするのよ！

つぅ

えーー‼

ということで私も広島に行くことになりました。広島といえば、名物のお好み焼きや原爆ドーム、あと、広島カープのイメージ。私も修学旅行で行ったきりだったのでワクワクしながらついていきました。

広島市の大手町平和ビルで行われた講演会は、広島市中区役所健康長寿課と広島市中区医師会が企画したものです。高齢者向けの施設についての講演をしてほしいとリクエストあったそうです。会場には、施設選びを考えている家族や医療従事者などおよそ20人が受講しました。

曽根さんは、お住まい相談員としての経験をいかして「失敗しない高齢者の住まいとすまい方」というテーマで話をしました。1回聞いても理解しにくい高齢者住宅の種類と提供される介護サービスなどについてもわかりやすく説明していました。

講演の中で曽根さんは、老人ホームを選ぶ上では「きちんと自分のことを伝えることが第１歩」だと話していました。

例えば、病歴などはもちろんですが、「どんな場所がいいか」、「どんな介護サービスが必要か」、などをきちんと考えておくことで自分に合った住まいを見つけるキーワードになると受講者に伝えていました。そのほかにも、施設にはどんな人達が暮らしているのか、本人がどんな日常の趣味があるかなども考えていたほうがいいと話していました。

また、施設選びをするうえで気になるのはお金の問題ですよね。その問題に対してもおさえて置くべきポイントを紹介していました。ポイントはいくつかありましたが、「いま必要とするサービスは何なのか」、「ずっと終の棲家にするのか、変更するのか」などがあり、

施設の雰囲気を味わうためにも入居体験をしてみるのもいいとアドバイスしていました。また、月額入居費用の総予算費用を作成してもらうのが大切だとおっしゃっていました。

講演後は質疑応答の時間も設けられました。「施設に入ってもかかりつけ医を利用できますか」や「グループホームの食事に関して」の質問などがあり、曽根さんは丁寧な返答をされていましたよ。1時間の講演会はあっという間に終わり、私もとっても勉強になりました。

つぅ

曽根さん。お疲れ様でしたー。

曽根

お疲れ様でした。広島までせっかく来たんだから観光でもしましょうか！

つぅ

わーー！女子旅みたいですね‼行きましょう‼

ということでそのあと曽根さんと宮島へ。世界遺産の1つ厳島神社の見学に行きました。この日は秋晴れだったということで潮風も心地よく、楽しい宮島散策になりました。

歩いていると鹿に遭遇しました。そして、フクロウにも。楽しい広島の思い出でした。

お住まい相談員といえば、施設を探している方にあった施設を探すというのだけが仕事だと思っていました。ですが、このように講演会などをして施設を探す人の力になるというのも仕事の1つなんだなと感じました。

あと、施設探しについて知りたいという方がこんなにもいるんだということにも驚きました。施設について聞きたい方は、お近くのお住まい相談員に聞いてもいいかもですね。

最後に今回曽根さんに同行して、個人的には、人を惹きつけるというか、魅了する曽根さんのカリスマ性を感じました。

あと、講演会を聞いた方から後日、問い合わせがあったそうですよ。