肝炎-介護コラム

肝炎は、肝臓に炎症が起こり、臓器の組織が変形してしまう病気です。原因としては、自己免疫性やアルコール性などがあげられます。中でも約8割を占めるのがウィルス性のもので経口感染のＡ型、血液感染のＢ型とＣ型が存在します。症状としては大きく分けて2つあります。風邪の症状と似たような初期症状は、急性肝炎です。人によっては自覚症状がないこともあるとされ、進行すると場合によっては死亡するという事例もあります。もう1つは、慢性肝炎で6ヵ月以上肝機能障害が続きます。初期症状は体調不良や腹部の違和感などが見られ、症状が悪化するとクモ状血管症などの症状が現れることがあります。どちらの肝炎も慢性化すると高度な機能障害につながります。病気にかかった場合は、激しい運動を避ける、血液で汚染されたものは手袋をして扱うようにすることがよいとされています。