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不正請求が最多、施設・事業所の処分は212件。-介護ニュース


記事公開日:2016/03/14、

不正請求が最多、施設・事業所の処分は212件

ここ数日、世間を賑わせている、不正請求。実際には行っていない診療報酬や介護報酬を不正に請求し、保険料をだまし取る詐欺ですね。

厚生労働省は、指定取り消し処分や効力停止処分となった介護保険施設・事業所は2014年度に212件あったと発表。指定取り消し処分の理由でもっとも多いのが、不正請求です。

出典:医療介護CBニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160311-00000011-cbn-soci

 

指定取り消し処分や効力停止処分となった介護保険施設・事業所は、2013年度が過去最多の218件、2014年度は212件。ほぼ同じような水準であり、処分を受ける施設や事業所は減る気配がありません。

 

サービスの種類別では、訪問介護の76件が最多で、通所介護62件、居宅介護支援18件、認知症対応型共同生活介護15件などと続きます。

 

介護保険制度がスタートした2000年からの15年間で、指定取り消し処分や効力停止処分を受けた介護保険施設・事業所の合計は1,714件にもなります。

1,714の施設や事業所を、いったい何人の人が利用していたのでしょうか。

 

施設や事業所が機能しなくなれば、いちばん困るのは利用者です。その家族です。

 

訪問介護が受けられなくなれば、お風呂に入れなくなる人がいます。

通所介護がなくなれば、仕事に行けなくなる家族がいます。

認知症対応型共同生活介護がなくなれば、住むところがなくなる人がいます。

 

指定取り消しの理由でもっとも多いのは、不正請求の67.0%。以下、運営基準違反と虚偽報告が31.9%、人員基準違反が21.3%、虚偽答弁、法令違反、虚偽申請が19.1%の順となっています。

 

専門的な四字熟語や六字熟語で難しいですね。しかし、簡単に言えばどれもルール違反だということです。

バレなければいい、一度うまくいったからもう一度…、そんな軽い考えだったのでしょうか。

 

迷惑するのは、利用者や家族だけではありません。

そこで働いていた職員は、仕事を失います。

同業者は、あらぬ疑いの目を向けられます。

想像力が欠如した、自分本位な考え方だからこそ、ルール違反ができたのでしょう。

 

診療報酬を不正請求して逮捕された「Ricoにゃん先生」こと脇坂英理子容疑者は、まさに自分本位。保険料をだまし取ってホストクラブで豪遊していたんですから。

それにしても驚いたのは、あの「すっぴん」。タレントとして番組で見せていたあの顔は、不正だったんですね。