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人類の健康をテーマに大阪万博、誘致へ。-介護ニュース


記事公開日:2016/06/20、 最終更新日:2019/03/26

人類の健康をテーマに大阪万博、誘致へ。

2025年の万国博覧会(万博)の誘致に向け、大阪府は基本構想の素案を発表。会場候補地には、大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)。「人類の健康・長寿への挑戦」をテーマとし、各国の長寿への知恵、衣食住を向上させる最新の技術などに触れる参加・体験型の万博を目指します。

出典:読売新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160617-00050020-yomidr-soci

 

2025年は、団塊の世代が75歳以上となります。まさに日本の超高齢社会を象徴する年の万国博覧会(万博)誘致に向け、大阪府は基本構想の素案を発表しました。

 

先進国の高齢化は今後、途上国にも波及する人類の問題です。大阪府は「健康の問題は人類社会全体の課題」と位置づけ、「健康になる博覧会」を打ち出しました。

素案では「人類の健康・長寿への挑戦」をテーマとし、各国の長寿への知恵、衣食住を向上させる最新の技術などに触れる参加・体験型の万博を目指すとしています。

 

会場候補地は、大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)。カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を目指している地であり、観光拠点を目指す地区を世界への情報発信拠点にしたいとの考えです。

現状では交通面が課題ですが、万博誘致を契機に整備が進められます。

 

思い起こせば日本が高度成長期で活気があった1970年、大阪府でアジア初かつ日本で最初の国際博覧会(大阪万博)が当時、史上最大規模で開催されました。

大阪万博でのテーマは、「人類の進歩と調和」。まさに時代を象徴するものでした。

 

前へ、次へと勢いで突き進んでいた時代は終わり、21世紀となった現在、人類は課題や宿題、負債…とさまざまなものを抱え、出口の見えないトンネルを進んでいます。

大阪万博の誘致に向けたテーマ「人類の健康・長寿への挑戦」は、日本だけでなく、今後は途上国を含めて全世界で取り組まなければいけないものです。

 

1970年の大阪万博で出展され、その後、私たちの生活の中に普及したものはたくさんあります。テレビ電話、温水洗浄便座、動く歩道、モノレール、電波時計など、いまでは当たり前のように親しんでいるものが、この万博を契機に誕生したのです。

 

松井知事と面談した林経済産業相は、「いいテーマ設定。夢を見ているような状態が、夢を実現しようという感じになってきた」と万博への期待を話しました。

 

2025年の大阪万博が契機となって、人類がこの先も幸せに暮らしていけるものが誕生してくれることを期待します。

まだ誘致の段階なので気が早いかもしれませんが…舞台は夢洲。まさに夢を実現するにはぴったりの地ですね。