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認知症って治るの?

記事公開日:2015/06/08、 最終更新日:2019/02/25


認知症って治るの?

認知症って治る?治らない?

自分の親や配偶者が認知症になってしまったときのショックというのは本当に大きなものだと思います。

認知症になった時のショックが大きいのは、多くの人が治らない病気だと思っているからだとおもいます。

 

たしかに、多くの認知症は現代の医学で完治できるものではありません。

しかし、認知症の原因となっている病気には様々なタイプがあり、その病気によっては治療で治すことも可能です。

治るタイプの認知症としては

・正常圧水頭症

・慢性硬膜下血腫

があります。

正常圧水頭症について

正常圧水頭症は特発性正常圧水頭症と呼ばれることもあります。パーキンソン病や認知症の症状とよく似ているため、誤診されたり、勘違いしている人も多いです。正常圧水頭症でありながら認知症だと思っている人が全体のうち7~8%いると言われています。

 

水頭症がどんな病気かというと、頭蓋内を循環して脳や脊髄を保護している脳脊髄液が異常に増えてしまう疾患です。

脳脊髄液の生産過剰や循環障害、吸収障害の3つが原因となっています。脳脊髄液が増えると頭蓋内の水圧が上昇し、頭痛や吐き気に苦しみます。急性の場合には命にも関わってくる非常に危険な病気です。

 

急性の水頭症に対して慢性的な状態となっているのが特発性正常圧水頭症です。この場合、頭蓋内の水圧は正常です。原因ははっきりとわかっていませんが、歩行障害や尿失禁、認知症様症状といった状態になります。

正常圧水頭症になった場合には脳神経外科を受診します。しかし、専門医にみてもらっても誤診されることがあるくらい認知症とよく似ている病気です。もし認知症と診断されたら家族は「特発性正常圧水頭症ということはありませんか?」と念押ししたり、セカンドオピニオンで別のお医者さんにも診断をお願いするといいかもしれません。

CTスキャンやMRIなどの画像診断で特発性正常圧水頭症は発見されます。疑いが濃厚になるとタップテストを行います。

タップテストとは腰椎から髄液を30ml採取して身体の状態を診るテストです。採取して2~3日した後に身体の動きがよくなった人は水頭症と診断され、手術することになります。

特発性正常圧水頭症の患者さんは高齢者に多いです。脳室腹腔シャント術という手術が行われます。手術語は歩行障害が改善し、認知症様症状も1年ほどで治っていきます。

 

慢性硬膜下血腫とは

慢性硬膜下血腫とは頭蓋骨の内側で脳を包んでいる

硬膜と脳との間に少しずつ血がたまって血腫になってしまうことです。中高年から高齢者に多い病気です。

軽い打撲で脳の表面に微量の出血や脳脊髄液のたまりができて、その反応で膜が作られます。そして少しずつ出血が繰り返され、血腫は大きくなります。血腫が作られると頭蓋骨の内側に圧力がかかり、頭痛や吐き気といった症状が見られるようになります。

頭部外傷の直後はCTスキャンでも見つけられないような小さな傷です。症状が現れた後にCTで発見されることがほとんどです。

血腫が少量であれば自然吸収で経過観察となることがあります。多くの場合は局所麻酔で手術をします。高齢者は術後に合併症が起こることもあるので注意が必要です。

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また、ほとんどの認知症の原因となっているアルツハイマー型やレビー小体型、血管性認知症といった場合にもリハビリや薬物療法等で症状が改善することがあります。

家族が認知症になったからといって悲観しすぎず、前向きに病気と向き合っていくことが大切です。また、早期発見も症状の改善につながります。少しでもおかしいと思ったらすぐに医師に診断してもらいましょう。

 

◯薬物療法

薬物療法は認知症の進行を抑えたり、脳の機能低下を遅らせる効能を期待できます。認知症薬として一般的なのがアリセプトとメマリーという薬です。

また、徘徊といった症状がある場合には向精神薬などを投与することもあります。

 

◯リハビリテーション

認知症対策のリハビリテーションでは脳に刺激を与えることで認知症の進行を遅らせたり改善をはかります。

症状にあわせたリハビリを行うことで効果が期待できます。

どんなリハビリを行うかというと、簡単な計算や文字の書き写しといったものや、昔のことを思い出しながらお話してもらう、音楽を聞き、それに合わせて身体を動かすといったものがあります。

頭を使うようなことでなくても、指を動かす、体を動かすといったことで脳に刺激を与えます。

 

家族のケア

認知症の症状を改善するためのケアについて紹介してきましたが、最後は家族のケアについて紹介します。

これは実は治療と同じくらい重要な役割を果たしています。

認知症の患者さんへの接し方は本当に根気が必要です。

時にはイライラしたり、本人を怒鳴りたくなることもあると思います。

看病している人も気持ちが不安定になったり精神的に参ってしまうこともあるでしょう。

しかし、家族がまず認知症という病気をよく理解し、適切な対応を心がけることが認知症ケアの重要なポイントです。

難しいことだとは思いますが、無理の無い範囲で、もし大変だと思ったらデイサービスや周りの人の助けを求めるようにして負担のない範囲で介護をしていきましょう。

病院ではどのような治療を行うのでしょうか

最近では認知症専門病院、物忘れ外来などがあるように認知症を専門的に見る病院が増えてきています。その病院では一体どういった診察、治療を行っているのでしょうか。

まず一つは認知症がどれ位進んでいるのか、現在の状況を把握するということです。一般的には長谷川式スケールと呼ばれる認知機能の測定ツールがありますので、それを使用して認知症の進み具合を確認します。

また、脳をCTで撮影して脳の萎縮具合、萎縮部分の確認などを行います。

治療の前にまずはこういったことを行います。

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病院での治療方法について

最もポピュラーな治療方法とは服薬治療です。認知症の薬は完治が目的ではなく進行を食い止めることや、症状を緩和させることが目的です。完治できる薬は現在のところ開発されていません。

認知症の薬は代表的なものとしてアリセプト、メマリー、レミニール、イクセロン、リバスタッチがあります。これらを単独で飲んだり、組み合わせて飲んだりしますが、最初は1種類、効果がなければ組み合わせて飲むという行い方が多いです。

これらの効果は立証されていますが、人によっては全く効果のない場合がありますので、様子を見ながら調整をしていきます。

認知症との付き合い方を教えてもらえることも

家族と来院した場合は家族に認知症との付き合い方のアドバイス、本人には認知症が進行ないような生活の送り方などを教えてもらえることがあります。また、わからないことや不安なことはその都度先生に聞くことによって不安感を取り除くことができます。

施設を効率よく探すには?

認知症の進行を少しでも遅らせながら生活をしたいと考えているならこちらから無料で相談しましょう。自宅よりも老人ホームに入ったほうが認知症の進行が抑えられるということもよく言われています。質の高いサービスをおこなっているホームを紹介してもらえます。信頼できるスタッフがいるホームに家族を任せられたら安心ですね。

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