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認知症の人と家族の会をご存知ですか?

記事公開日:2015/07/10、 最終更新日:2019/03/27


認知症の人と家族の会をご存知ですか?

認知症の人と家族の会について

認知症の人と家族の会、という社団法人があります。1980年に結成され、今では全国各地に支部があります。会員数は1万7千人。会員同士が励まし合い、助けあって認知症でも暮らしやすい社会の実現を目指しています。

歴史

認知症の人と家族の会が発足した当時は日本には「認知症」という言葉すらありませんでした。発足当時は「呆け老人をかかえる家族の会」として誕生しました。京都で家族の会が結成され、各地から90人の人が集まり、涙ながらに介護の大変さについて語り合ったそうです。

参加者たちは自分と同じように介護に苦労している人がいることを知ってとても励まされたことでしょう。

特に当時は行政は認知症に対する対策はなにもしていませんでした。認知症に対する差別や偏見も強く残っている時代です。家族たちは社会から理解されず、孤独に介護に耐えていたのです。そんな時代にこのような「家族の会」ができたことがとても大きな励みになったのです。その後、京都につづいて全国各地で「家族の会」がスタートしていきました。

 

どんな活動をしているの?

会員は「つどい」という定期的な集まりに参加します。「つどい」は各地で月1、2回のペースで開催されています。

「つどい」では認知症患者本人や介護している家族が集まって自由に話をします。情報交換や介護の相談、勉強会といったものがこの「つどい」の目的です。

「つどい」の他にも電話相談や講演会、全国集会、研修などといった活動があります。月刊誌の発行されています。実に活動内容は充実しているといえるでしょう。

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サイトも充実

認知症の人と家族の会の公式サイトを見てみると、実に情報が充実していることがわかります。

もし家族が認知症かもしれないと悩んでいるのでしたら一度このサイトをご覧になってみることをおすすめします。サイトには家族が認知症かもしれないと悩んでいる人のための情報がたくさん掲載されています。

全国のもの忘れ外来の情報や認知症のチェック項目、認知症の方への服薬の工夫の仕方など・・・。認知症の人を支える家族にとって役立つ情報が多いです。

 

入会の仕方

認知症の人と家族の会は認知症の方本人や家族の方だけではなく、誰でも入会することができる会です。

認知症について興味がある、認知症の人にとって生きやすい社会にしていきたい、そんな思いがある人なら加入することができます。

興味がある人は資料を請求してみるといいでしょう。

入会もオンラインで手続きできますので簡単です。年会費は5000円かかります。

認知症の方を介護している人と繋がりたい、自分と同じような悩みを持っている人と情報交換したいなどといった人にもおすすめです。

認知症と家族の会が考えた10箇条

認知症になって大変な思いをするのは家族とその患者本人です。周りは当然介護のことなどで悩んだり不安を感じますが、当の本人も最初に症状に気が付き、誰よりも不安を感じているのです。認知症は、理解力は落ちるものの、感情的にはとても繊細になる病気です。周りの人はあたたかく適切に手助けをしていく必要があります。

 

認知症と家族の会が考えた家族ができる10箇条という手助けのための指針がありますので紹介します。

 

見逃すな「あれ、何かおかしい?」は大事なサイン

もしかして?と思うのはとても大切なことです。単なる老化現象とまぎらわしいですが、いつもそばにいる家族だからこそ認知症のサインに気づくことができます

 

早めに受診を。治る認知症もある

認知症の疑いがあればすぐに専門医に受診しましょう。単なる老化によるもの忘れや認知症によく似た病気である可能性もあります。いずれにしても早く対処することで認知症でもその他の病気でも快方に向かいます。詳しく診察してくれる専門医を選び、アルツハイマー認知症なのか、レビー小体型認知症なのかを知り、適切な治療や介護をしていきましょう。

 

知は力。認知症の正しい知識を身につけよう

アルツハイマー認知症と脳血管性認知症とでは症状の出方や病気の進行の仕方も異なります。また、周りの人の対応の仕方も変わってきます。一口に認知症と捉えずに、どんなタイプの認知症なのかまでしっかり理解しておきましょう。病気の特徴を知り、本人にとって快適に生活できるようにサポートする必要があります。

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介護保険などサービスを積極的に利用しよう

当然のことですが、介護保険などのサービスは積極的に利用しましょう。家族だけで認知症の人を介護するのはまずできません。自分の家族だから自分が介護するのが当然と思わないようにしましょう。プロの介護を受けることは本人にとっても大切なことなのです。

 

サービスの質を見分ける目を持とう

介護保険サービスを利用する際には利用するサービスの質を家族がしっかりと見極めましょう。利用する事業者は本人や家族が選ぶことができます。また、トラブルがあった際には冷静に訴える姿勢を持つことも大切です。

 

経験者は知恵の宝庫。いつでも気軽に相談を

介護について経験がある人、知識がある人に積極的に相談しましょう。情報交換出来る場も地域にたくさんあります。

 

今できることを知り、それを大切に

認知症は認知機能が低下していく病気です。しかし、すべてが失われるわけではありません。失われるものを悔やまず、残された能力で快適に過ごす事を考えるのが良い介護につながっていきます。

 

恥じず、隠さず、ネットワークを広げよう

認知症の家族がいることを後ろめたく思ったり恥ずかしがることはありません。近所の人や周りの人に隠すよりも、予め伝えておくことで理解や助けを得られます。

 

自分も大切に、介護以外の時間を持とう

介護者が介護につきっきりになってしまうのが一番よくありません。介護で自分の人生を犠牲にしたと思ってしまわないように自分のやりたいことや自分の時間をしっかり確保するようにしましょう。そうして気持ちや生活が充実することが良い介護になっていきます。

 

往年のその人らしい日々を

認知症になってもその人のこれまでの人生や人格が否定されるわけではありません。その人らしく余生を全うできるように家族はサポートしていく必要があります。
▼認知症の人と家族の会についてもっと詳しく読む▼

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