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高次機能障害のケア方法

記事公開日:2016/03/16、 最終更新日:2019/02/21


老人ホームの高次機能障害のケア

高次機能障害のケア

脳卒中などの脳疾患や事故などにより、脳に損傷を負うとさまざまな障害が出てきます。これを高次脳機能障害といいます。どのような障害があるのでしょうか。

 

①高次脳機能障害とは

認知症と同じような症状が見られます。出来事を思い出すことが出来なかったり、新しいことを覚えることが出来ないなどの記憶障害か出ます。集中して作業を続ける事が出来なくなり、ミスが多くなるような注意障害も出ます。作業をする場合、計画を立てて順をおって行動することが出来なくなります。意欲が乏しくなったり、感情のコントロールができずに怒りっぽくなったりもします。ルールを守れないなど社会生活に対応する事が大変難しくなります。

②見えない障害による問題

身体的な障害とは違い表に見えない障害のため、このような障害を本人が自覚することも他者から理解されにくいこともあります。コミュニケーションが上手くとれずに感情のコントロールも難しいため、他者とのトラブルも考えられ対応する必要があります。

 

③老人ホームとしてのケア

身体的な介護を必要とすることは少なく、思うように出来ない事によるストレスを軽減したり、何か問題が起きたときの対応などの精神的なケアが重要になります。急に怒りだすようなことがあっても本人が混乱してしまわないように、対応の仕方をスタッフの間で話し合い統一するようにします。スタッフは常に穏やかに落ち着いて対応できるように、根気よく寄り添う気持ちが大切になります。

食事などの生活動作やリハビリを行うときは、出来ないことがあっても絶対に責めるようなことは言わないようにしましょう。出来ない事には出来るように工夫をする事も必要になります。本人が嫌いな事や出来ない事を無理強いするのではなく、興味のある事や出来る事をするようにします。コミュニケーションを上手くとることが出来ないので、孤立してしまわないように積極的に声を掛けて、本人に合わせてゆっくりとコミュニケーションをとるようにしましょう。
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高次機能障害のリハビリ方法

脳梗塞や脳内出血など、病気に伴い高次機能障害が発症し、リハビリを必要とする方は多くいます。高次機能障害が、改善する可能性がある症状であり、リハビリを行うことで日常生活を送ることも可能となります。

しかし、認知症ともよく似た症状もあり、認知症の症状なのか高次機能障害の症状なのか判りにくい部分もあります。

高次機能障害のリハビリ方法について、ご紹介いたします。

 

 

①言葉を反復練習

高次機能障害の多くは、言葉が上手く話すことができないことが多く、相手に自分の思いを伝えることができないです。そのため、自分の思いが伝わらないことに対する苛立ちから、怒り出してしまう方もいます。

コミュニケーションをとるということは、人間が生きていく上で必要なことであるため、少しでも言葉を発することができるようリハビリを行うことが重要です。そのためには、まず言葉の反復練習を行い、日々声を出すことを促していくことが重要となります。

 

②失敗は成功のもと

高次機能障害の場合、突然自分の置かれている状況が変化してしまい、その変化に対応できないことが多いです。そのため、心の病気になることも多く、リハビリへの意欲がわかない人もいます。

また、昨日できていたことができなくなると言うことは、とても屈辱的でありなおかつどうにもならない気持ちが生まれてきます。そのため、もしリハビリを行い失敗したとしても、次につなげていけるよう支援していく声かけが重要となります。

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③必ず良くなると一緒にがんばる

高次機能障害は、認知症とは違い改善する可能性があり、記憶力を取り戻すことも可能となります。今までと全てが同じようにはならなくても、改善する可能性があり、またがんばった分だけよくなると言うことを、リハビリをしている家族・介護者が信じることが重要となります。

どのような状態であったとしても、周囲が回復を信じ協力することで、その方の病気が改善する可能性を高めます。共にがんばる、また共に信じることが、高次機能障害のリハビリにとって、最も重要なリハビリとなります。

高次機能障害と認知症の違い

高次機能障害と認知症を同じものと考えがちですが、根本的には全く違う病気です。高齢者でも高次機能障害の方も多いですので、その違いや、高次機能障害の特徴を理解しておきましょう。

 

①高次機能とは何か

人は生まれてから様々な機能を取得していきます。まずは運動機能から取得していき、ハイハイ歩きから、歩行、走ったり、物をつかんだりなど複雑な運動を覚えていきます。また、それと同時に知覚機能という、匂いや触覚、音などを感じる機能を取得していきます。これらは一次機能、二次機能といわれて、順番に体に覚えこませていきます。

三次機能と呼ばれる部分が高次機能といわれており、言葉を話したり、記憶をしたり、物事を認知したり、感情を変えたりする機能になります。

高次機能障害とはこの三次機能に障害を持ったことを言います。

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②高次機能障害が起きる原因と症状

高次機能障害が起きる原因としては、主に2つあります。1つは外傷であり、交通事故や転倒事故などにより、頭部を強く打った際に脳に損傷ができておきる原因です。これは若い人も多く、高齢者の場合は転倒事故によって頭部を強く打った場合に起こることが多いです。

二つ目の原因としては、脳梗塞や脳内出血です。これらによって脳の機能が一部破壊されてしまった場合に、脳の損傷場所によっては高次機能障害が起きる可能性があります。

症状としては、言葉を失う失語症、字が書けなくなる、人の名前を思い出せなくなる、計算ができなくなるなどがあります。また、人によっては感情のコントロールが難しくなる、怒りやすくなる、すぐに泣き出してしまうなどの症状もあります。

しかし、高次機能障害は治る、回復する可能性が非常に高い障害です。

特に症状が出始めてから3か月から半年以内にしっかりとリハビリを行うと、機能が徐々に回復することが多いですので、リハビリをしっかりと行う必要があるといえます。いわゆる急性期のリハビリが重要になります。

 

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