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アルコール依存症と認知症の症状

記事公開日:2015/07/31、 最終更新日:2019/02/25


アルコール依存症と認知症の症状

認知症の症状とアルコールの摂取の関係

アルコールを摂取することにより認知症の症状が発生することがあるということをご存知ですか?

アルコール性認知症といってアルコールをたくさん飲んだことにより脳梗塞などの脳血管障害やビタミンB1欠乏といった栄養障害が起こり、その結果認知症の症状が現れるのです。お酒をたくさん飲む習慣がある人は認知症のリスクも高まるのです。また、このような危険性は高齢者だけではなく若い人にも忍び寄ります。アルコール依存症で入院し、脳のCTをとった時に脳梗塞が発覚するといったことがあるのです。

 

高齢者のアルコール依存症

アルコール依存症の患者の中でも高齢者の割合は全体の20%を占めています。そしてその患者の40%、半分近くの人に認知症状が見られるというデータがあります。アルツハイマー認知症やレビー小体型認知症と合併して発症することもあり、治療は極めて困難となります。

 

症状は記憶障害や見当識障害などです。特にコルサコフ症候群というアルコール性認知症の原因の1つであるもの忘れが激しくなります。ついさっきのことも覚えられず、今が何時か、自分がどこにいるのかもわからなくなります。

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アルコール依存症のメカニズム

アルコールには習慣性や依存性があるのが前提です。これまでコップ一杯のビールで満足していた人が次第に二杯三杯と増やしてしまう、飲まないと気がすまないといった習慣性があります。

また、アルコールは脳に麻痺を起こす作用があります。飲酒によって嫌なことを忘れたり、気分が楽しくなるのはこういった性質によるものです。一種の精神安定剤と同じ役割があります。

適度に飲むことで気分転換になりますし、身体の血管の流れがよくなる、疲労回復になるといったメリットがあります。

しかし、量が多くなると脳が慢性的に麻痺状態になり、思考力や判断力、記憶力が低下していきます。これがアルコール性認知症と呼ばれる状態です。

 

高齢者の飲酒

高齢者はお酒を飲むべきではない、というわけではもちろんありません。適度な量を楽しむのであれば大丈夫です。

しかし、若い時と同じだけの量を飲むのは控えましょう。年齢相応の量を心がけることがお酒と長く付き合うための秘訣です。

 

高齢者でアルコール依存症になる人は生きがいの喪失や配偶者を失ったショックからお酒にハマってしまう人が多いようです。また、仕事をやめて他にやることがなくなりお酒を飲み過ぎてしまう人も多いようです。

 

昼間からお酒を飲んだり、1人での飲酒は控えて、家族や周りの人と楽しく適度にお酒を飲むのがアルコール依存症を防ぐためのポイントです。また、薬を服用している方はお酒と一緒に薬を飲まないように注意しましょう。

アルコールが原因の認知症

認知症と言っても種類があり、それぞれ症状が違います。また、年のせいだと症状を見逃してしまいがちです。早期に治療を始めることでその後の状態に大きく影響してきます。中には予防できる認知症があることも知っていますか?

①アルコールが与える影響

お酒も適量ならば薬になると言われていますが、好きな人にとっては適量で済まないのがお酒の恐いところです。
お酒に含まれるアルコールは脳に影響を与えます。人は誰でも30歳を過ぎた頃から少しずつ脳の神経細胞が死滅して萎縮していきます。そしてアルコールを多量摂取していると、していない人に比べて萎縮が早く進みます。しかも一度死滅した神経細胞は再生することはありません。さらに、アルコールによって脳血管障害になったり、ビタミンB1が不足することで認知症の症状が現れるようになります。
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②アルコール依存症とアルコール性認知症

基本的にアルコール依存症とアルコール性認知症の違いはほとんどありません。症状は記憶障害、見当識障害、記憶障害によって記憶が曖昧になることから作話もみられます。
また、歩行が不安定になったり、うつのような症状、幻覚、興奮傾向といった問題行動を起こすこともあります。

③症状を見逃さなければ治せる認知症

他の認知症と違って、アルコールが原因であるため脳の障害の状態にもよりますが、断酒によって症状を改善することができます。しかし、症状が進行してからでは改善は難しくなります。
アルコール性認知症は徐々に症状が現れるというよりは、急に現れる場合があります。お酒を常に飲んでいるなど、もしかしてと思ったら迷わず受診をしましょう。
また、アルコール性認知症になる方は孤独である場合が多いといいます。寂しさやストレスをお酒で紛らわすためです。この場合、家族にできる最も効果的な介護は、側にいることです。側にいて一緒に過ごす時間を増やすことで、お酒に手を伸ばす機会が減ります。そして会話をすることで、お互いを知り安心感を持てるようになります。

予防できる認知症だからこそ、心を安定させて、家族一緒にお酒に頼らない生活環境を整えましょう。

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