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老人ホームでのパーキンソン病への対応

記事公開日:2016/04/11、 最終更新日:2019/04/12


老人ホームでのパーキンソン病への対応

パーキンソン病の初期症状

パーキンソン病は、脳から全身に発信される運動の指令が、神経伝達物質が減少してしまうためにうまく伝わらなくなってしまい、身体の動きが不自由になっていく病気です。

症状として、手足の震えや痺れ、筋肉のこわばり、小刻み歩行になり正しい歩行姿勢を取れなくなるなどがあります。

これらの症状はリハビリによって進行を遅らせることが出来たり、改善に向かわせることが出来ます。
神経細胞の変質や神経伝達物質の減少の原因は不明ですが、高齢者が発症しやすい病気なので、超高齢化社会とともに発症する方も増えています。

完治する病気ではありませんが、早期発見早期治療により進行を遅らせることができますので、初期症状を知っておくことは大切です。

手足の震え(振戦 しんせん)

一番多い初期症状として手足の細かいふるえ(振戦)があります。

なんの動作もしていない状態、安静時にふるえるのが特徴で、手や足だけでなく頭などもふるえたりします。

身体を動かしているときや、眠っているときは、症状が発生しません。

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筋肉のこわばり(固縮)

筋肉や関節などが固くなり、こわばったような状態で、動きがスムーズにできなくなってきます。

カクカクしたような感じや、動作をするさいに抵抗感を感じたりもして、着替えや食事などの動作に支障をきたすようになります。

全ての動作がゆっくりと緩慢になったり、表情が乏しくなったりするケースもあります。

歩くときの最初の一歩が出にくくなってしまう症状(すくみ足)が見られたりもします。

 

姿勢の異常(姿勢反射障害)

体のバランスがとりにくくなり、姿勢は前かがみになりがちで、立っているだけで不安定な状態になっています。

少し押されただけで、バタンと棒のように倒れてしまうとか、何も無くても前後に倒れやすくなっています。

立っているときは背中を丸めてしまい、歩くときは前かがみになっていて、足がついていかないような状態に見えます。

動作が遅くなっているので、転びかけてもサッと手をついたりすることができません。

 

その他の症状

運動機能が低下することにより、スムーズに歩けなくなり、最初の一歩がでない後、小股で速足になったりもして、転びやすくなります。

なかなか歩き出さないのに、歩き出すと前かがみでトトトトッと足がもつれたような状態で、顔から突っ込んで転ぶというパターンです。

顔の筋肉の動きも落ちるので、表情が乏しく無表情になったと思われます。

運動機能の症状以外にも、自律神経の不調から便秘や頻尿、眠れない、うつ症状などが見られることもあります。

パーキンソン病のリハビリテーション

パーキンソン病は、脳の黒質という部位が委縮することで起こる病気です。手足が震える(震戦)などの運動症状と、便秘や頻尿といった自律神経症状があり、10年から25年ぐらいかけてゆっくりと進行します。

いつの間にか進行していったというよりは、ある時急に症状が進むといった具合に、階段状の変化をみせます。病気の進行を遅らせるためには、服薬だけでなくリハビリテーションをおこなうことが大切になります。

 

パーキンソン病の症状

・手足の震え(震戦)

無意識に手や足が震えます。抑えようとすると、さらにひどくなります。

・動きの鈍さ(無動)

動作の出だしが鈍くなります。顕著なのが歩行で、歩こうとしても前に進めず、最初の一歩がつんのめるようになります。歩幅が小さくなり、すぐに止まったり曲がったりできず一直線に突進します。

・筋肉の固縮

顔の筋肉がこわばって無表情になったり、背中が曲がった屈曲姿勢になります。また、声が非常に小さくなるのも特徴です。

・バランス障害

左右のバランスがうまく取れず、ふらつきが出ます。また、とても小さな字を書くようになります。

 

パーキンソン病のリハビリテーション

パーキンソン病は進行性の病気ですが、症状の進行を遅らせるためにリハビリが非常に重要です。動かなくなれば、それだけ筋肉の固縮が強まり、もっと動きにくくなってしまいます。病気の進行の度合いや症状は人それぞれなので、患者ひとりひとりに合ったリハビリを理学療法士の指導を受けながら行いましょう。

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日常生活の中でのリハビリテーション

パーキンソン病のような進行性の病気は、日々の訓練がとても大事です。週1回のリハビリだけではなく、日常生活の中でもできる範囲で身体を動かすことが大切です。洗濯物を干したり、掃除をしたりといった日常のことでも動きに大きく幅が出ます。

今まで家事をしてこなかった男性の方でも、家の中でできることを自分でするように心がけるとよいでしょう。家の中がごちゃごちゃとしている場合は、動線を簡潔にすっきりさせて、転倒のリスクを回避しましょう。

日常生活動作

思うように体が動かせないことで、日常生活に支障が出てくることがあります。

服を自分で着られない、食事を口まで運べないなど自分一人でうまく出来ないことが増えてくると自信をなくしてしまいます。

しかし、これらのことを出来る限り自分で行うことそのものがリハビリにつながります。

パーキンソン病になったからといって、すぐに全てのことが出来なくなる訳ではありません。周囲の関わりとしては、本人が自分のことを出来るように手伝うことが大事です。

 

運動リハビリ

病院など専門機関でのリハビリへ定期的に通院し、筋力低下を防ぐことも大事です。理学療法士による指導のもと、専門的なリハビリを受けることが出来ます。

機械を使う運動は自宅では行えません。また、リハビリへ行くことによって同じような病気の人と話をしたり、行くことそのものが気分転換になるというメリットもあります。積極的に利用しましょう。

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自宅でのリハビリ

筋力低下を防ぐために、専門機関だけではなく自宅でも可能なリハビリを取り入れることが大切です。やり方はリハビリ先にて教えてくれますが、本やインターネットを参考にするのも一つの方法です。手すりを使って立ったり座ったりを繰り返すなど自宅で出来るリハビリはすぐに取り入れられるものばかりです。

寝起きは特に体が動きにくくなっています。ベッドから降りる前に足の上下運動を行うだけでも動かしやすくなるので、自宅で出来る運動はいくつか知っておくと良いでしょう。

また、飲み込む力が弱くなっていくので、嚥下訓練も大事です。食事前の発声練習や、口の中に氷で刺激を与えるアイスマッサージなどが有効です。

無理なく、ケガには注意して行いましょう。

パーキンソン体操・ストレッチ体操

パーキンソン病は徐々に身体機能が衰えていく病気なので、低下していく身体機能を維持するために、毎日の生活の中にリハビリテーションを取り入れながら生活することが大切です。

「パーキンソン体操」「ストレッチ体操」を行うことで、体力低下を防いで、筋肉や関節を柔らかく動作をスムーズにできるように保つことができます。

ほとんど動かないような状態が続くと筋力も落ちますし、関節も固くなったりしがちになりますので、ストレッチや体操を続けることは重要な治療にもなるのです。

体操や運動訓練は、無理しないように20〜30分程度、週に3回以上は行うことが望ましいとされています。

 

体操する際の注意点

まずは無理をしすぎないように、適度な運動を、快適な温度で行いましょう。

寒いとと筋肉もほぐれにくいためケガにつながりやすいので、注意してください。

水分が不足すると発熱や、状態が急に悪化することもありますから、水分の補給も忘れないようにしましょう。

担当の医師や理学療法士に相談しながら、状態にあわせたリハビリテーションがおすすめです。

老人ホームでのパーキンソン病

認知症を患っていく中でパーキンソン病ではないかと医師からいわれることもあります。このパーキンソン病は19世紀に発見された病気ですが、脳の異常によって発症する病気となっています。パーキンソン病は高齢者を中心にみられることが多いため、気をつけなければなりません。

 

主なパーキンソン病の症状を知る

主立ったパーキンソン病における症状を見ていくと手足が震えたり筋肉が徐々にこわばることがあります。また日常生活においては動きが遅くなったり、何気ない場所でもバランスをとりづらくなってしまうことがあります。頻繁に現象が見られるようになると、パーキンソン病を疑わなければなりません。これ以外にもトイレがついつい近くなってしまったり、不眠症に悩まされることもあります。他の病気の程度で大きく変わることもありますので、パーキンソン病は注意しなければならないポイントが色々とあります。

治療を進めていく上で脳腫瘍や硬膜下血腫などを見つけることもあります。パーキンソン病ではと思ったら、神経内科などといった専門医に診察を依頼していくようにしましょう。
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老人ホームでのパーキンソン病の方への対応

パーキンソン病が進行すると、日常生活を送れないからと老人ホームに頼る事にもなります。寝たきりの状態になると、老人ホームは頼りになることでしょう。病気の進行がはやく進んでしまうと、日常生活は大きく影響を受けてしまいます。そんな時にスタッフの方の対応が、非常に助けになります。また早期より適切なケアを行うことができる老人ホームもありますので、しっかりと選んでいきましょう。

入居後パーキンソン病を患った時に断られてしまうというケースもあります。これはホームがパーキンソン病の方に対応できるかどうかに依ります。進行が進むと嚥下障害となってしまい、食事をスムーズにとることもできなくなってしまいます。さらに認知症を併発してしまうと問題となる行動が多く見られることもあります。このような理由からホームがパーキンソン病の方の入居を断ることがあります。事前にパーキンソン病受け入れ可かどうかしっかり確認をとっておきましょう。

 

ヤールの重症度分類

ヤール重症度分類とはヤール医師が示した、パーキンソン病の分類でありパーキンソン病の進み具合を分類化したものです。重症度を明確にすることによって、患者や医療関係者に役立つものとして、多くの現場で活用されています。ヤール重症度分類は全部で5つに分類されます。

 

日常生活に介護が必要ない

ヤールⅠ度…体の片側に症状が出る程度であり、パーキンソン病の初期症状が見られます。人によってはあまり症状が出ない場合もヤールⅠ度に分類されることがあり、日常生活的にはほとんど通常の人と変わらない生活を送ることができます。

ヤールⅡ度…体の片側だけではなく、両側に症状が出るとⅡ度に分類されます。日常生活に介護は必要ないですが、杖を使用していたり補助具が必要になりますので、注意が必要です。特徴的なこととしては姿勢反射障害が伴わないということです。

姿勢反射障害は歩行などに障害が出ることであり、パーキンソン病はこの症状が出るか出ないかで障害が変わってきます。この障害が出てしまいますと日常生活に支障をきたすことがありますので注意が必要になってきます。

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日常生活に介護が必要

ヤールⅢ度…姿勢反射障害があればこのヤールⅢ度に分類されます。姿勢反射障害があると転倒などの事故が飛躍的に上がりますので、日常生活に介護が必要になってきます。

ヤールⅣ度…歩いたり、立ったりなどの動作はなんとかできるが転倒などのリスクが非常に高いのが特徴です。不安定なため、本人も動くことが怖くなってしまい、寝たきりのリスクもありますので注意しましょう。

 

常に介護が必要

ヤールⅤ度…パーキンソン病によって車いすや、寝たきりになるのはこのステージです。パーキンソン病は最終的に歩くことができなくなる、寝たきりになりますのでこのステージが最終になります。

こうなってしまいますと、日常的に介護が必要になりますので、在宅での生活が難しく、施設へ入所になることが多いです。
 

施設を効率よく探す方法は?

パーキンソン病のため自宅での生活が困難になってしまった場合には老人ホームへの入居をご検討下さい。こちらから無料で相談可能です。
すぐに老人ホームに入りたいとお急ぎの方にも対応可能です。パーキンソン病の方受け入れ可能な施設をご紹介しています。

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