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介護者が認知症に 認認介護の問題

記事公開日:2015/07/21、 最終更新日:2019/02/22


介護者が認知症に 認認介護の問題

認認介護の悲惨な状況

最近、認知症の人が認知症の家族を介護する「認認介護」が増えています。

高齢者夫婦のみの世帯から計算してみると全体の約8%が夫婦ともに認知症であることがわかります。つまり、認認介護の世帯が11組に1組は存在しているということになります。

夫婦二人が認知症になってしまったら生活がまず成り立たなくなってしまうのでは、と思うかもしれません。しかし、どちらかの症状が軽いということもあります。ヘルパーに頼ったりショートステイを利用するなどすればある程度の在宅介護は可能です。

 

認認介護の問題

ただし、認認介護には様々な問題があります。

過去には認知症同士の夫婦間で殺害事件に発展したこともありました。認知症の妻がおむつをかえるのを嫌がった夫に腹を立てて叩き殺してしまったのです。妻は何が起こったのか、夫がどうして死んだのかも理解できなかったそうです。

 

また、このような世帯が増えると火の不始末による家事や徘徊時の事故も今後ますます多発すると予想されます。さらには認知症の方を狙った悪徳商法や特殊詐欺に遭ってしまう人も増える可能性があります。

認知症を介護している高齢者は自身も認知症になる可能性も高いといいます。アメリカの研究では高齢者夫婦の一方が認知症だともう一方も認知症になるケースがあると発表しています。また、一方の認知症の症状が軽くてももう一方が亡くなったりすると症状が軽かった人の症状も急に重たくなることがあります。

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①介護者もまた要介護

認知症で要介護認定を受けた高齢者を、介護している高齢者自身も認知症で要介護認定を受けていることを認認介護といいます。要介護1の高齢者が要介護3の介護をしているなど、介護度は違ってもお互いに要介護状態であることは少なくありません。

これは、超高齢化社会で、核家族化が進んでいるからこそ、この状況があるといえます。また、高齢者は在宅での生活を望み、子どもとの同居および施設入所をしたいと思う人は少なく、さらに年金が少ないことによりサービスを受けることができない状況の高齢者も多々います。そのため、できることは自分たちで行う結果、認認介護の状況になっているのです。

 

②お互いに支えあって生きている

認認介護は、デメリットばかりではありません。お互いに介護が必要だからこそ、お互いに助け合い生きているのです。そのため、介護認定の状態よりもできることが多い場合もあり、さらに一人ならできないだろうことも二人だからこそ出来ているところもあります。食事作りにしても、要介護状態であっても二人のために作り食べることができ、買い物も二人のために二人で寄り添っていくこともあります。

このように、お互いに支えあい生きているということができるのは、認認介護ならではといえます。

認認介護の対策

今後増える認認介護の対策を考える必要があります。現状の家族介護を前提としている介護保険では認認介護の対応は厳しいです。

今後必要されるのはこうした高齢者世帯を社会全体で支える仕組みです。

地域の人が高齢者を見守り、認知症を早期に発見することが認知症の治療のためには重要です。さらに、困ったことがあれば相談できる地域のつながりや行政のサポートが必要です。

 

夫婦2人が認知症になり、誰にも頼れない場合には特養などの施設に優先的に入れる可能性もあります。認知症の症状が進行して自分ではなにもできなくなってしまう前に周りの人に助けを求めたり、自分でできることは手を打っておくようにするといいでしょう。

 

在宅で生活する場合でも訪問看護師に来てもらったり、介護保険のサービスを十分利用することで高齢者のみの世帯でも生活することが可能です。

介護の手順を箇条書きでわかりやすくメモしておく、必要なことは目につく場所に書いておくなどの工夫も必要です。

認認介護で老人ホームへの入所待ちの問題点

超高齢化社会の我が国において、老人ホームへ入所を希望しても待機者数が多く、なかなか入所できないことも少なくありません。介護している人が子どもなどの場合は、ショートステイやデイサービスなどを利用し、待機期間を何とか過ごすこともできます。しかし、核家族化が増加している我が国においては、介護している人と介護されている人が、夫婦関係が多いのが現状です。そのため、老老介護又は認認介護で、老人ホームへの入所を待っている人も少なくありません。

そこで、認認介護で老人ホームへの入所待ちしている問題点について、ご紹介いたします。
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①認認介護とは

認認介護とは、認知症高齢者の介護を認知症高齢者が行っていることになり、互いに認知症を抱えていることになります。そのため、例えば内服管理などにおいて、お互いに認知症であるがために、飲み忘れなどがよく起こります。

また、双方とも認知症であるが、どちらかと言うと認知症症状が少ない方に対しては、周囲が認知症と感じることが少なく、認知症ということを見逃してしまうことも少なくありません。そのため、二人で一人という生活をしている高齢者が多く、互いに助け合い生きていることが多いです。

 

②認認介護の限界

認知症は、徐々に進行していくため、いずれ在宅生活に限界をもたらします。しかし、認認介護をしていると、どこまでが限界なのかまた今の状況がどのような状況なのか、理解できないことも少なくありません。

そのため、食事をすること・したこと自体を忘れてしまうほど認知症が進行してしまった場合、心身ともに衰弱して言ってしまうこともあります。しかし、近くに身寄りがなく、相談することすらもわからなくなってしまった時、最悪の事態を招いてしまう可能性もあります。そのため、認認介護をしている高齢者に対し、民生委員や地域の人がサポートを行い、老人ホームへの早期入所を求めていくことも重要となります。

 

③地域包括支援センターやケアマネージャーの役割

認認介護をしている高齢者の多くは、自らが介護保険の申請を行うことは少なく、近所からの通報等により行われています。そのため、自分たちが置かれている状況を把握している高齢者は少なく、これから先の見通しもわからないのが現状です。

そのため、地域包括支援センターやケアマネージャーは、高齢者の意向を聞くだけではなく、その高齢者に対してどのように対応していくことが良いのか、検討していくことが重要となります。また、緊急性等のアセスメントを行い、老人ホームへの待機期間を少しでも短くできるよう、支援していくことが重要となります。

認知症高齢者受け入れ可能な介護施設
 

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