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介護拒否がある高齢者の老人ホーム入居

記事公開日:2015/08/11、 最終更新日:2019/03/29


介護拒否の高齢者への対応について

認知症の高齢者にはしばしば介護拒否がみられることがあります。

介護を自ら受けたいとかんがえる認知症患者は実は少なく、ほとんどの人にとって介護は不快なものです。

特にこれまでの生活パターンを変えて施設に入居したり、ヘルパーさんなどの知らない人に身体を動かされたり入浴させられたりといったことに抵抗を覚える人がいます。

これは高齢者だからとか認知症だからというわけではなく、誰でも同じことをされたら不快に思ったり不安を感じたりするはずです。

このように利用者の気持ちを考えてスタッフや家族が工夫して不安や不快感、抵抗を取り除いて介護をしていくことが大切だです。

介護拒否の原因を考える

施設に入居したり、急な生活環境の変化や、ヘルパーさんなど知らない人に身体を触られたり、動かされたりといった事に抵抗を覚えるひとがいます。

たとえば、排泄介助時、トイレ誘導やおむつ交換の際に拒否が見られる場合、他人に下の世話をさせるのは恥ずかしい、身体を動かすと痛みがある、尿意便意がないなどの原因があります。

入浴拒否の場合は、裸になるのが嫌、何をするにも億劫、脱いだ服を盗まれるのではないかと気になる、人に裸を見られることに抵抗を感じる、知らない人に触られたくない、など介護の拒否をする方にはそれぞれ理由があります

また、服薬時の拒否の場合、薬を薬として認識していない、病院が嫌い、自分にとって薬が必要と理解していない、薬が飲みにくいなどの理由が挙げられます。

ほかにも、自分でできることが少なくなってきて歯がゆい、介護者が嫌い、一時的な気分の波など、様々な場面で共通する介護拒否の理由もあります。
 

対応の仕方

介護拒否が見られた場合に一番適切なのは無理強いをしないということです。

拒否されたからといって無理矢理にさせようとすると余計に拒否されます。暴力をふるうこともありますので注意しましょう。

また、強い口調で怒ったり責めたりすることも適切ではありません。むしろ悪化するだけです。

 

拒否がみられたら一旦別の話題で話しかけ、機嫌を直してもらうようにしましょう。どうしても無理な場合には諦めることです。
とにかく無理強いは禁物ということです。無理強いをすると、余計にかたくなにさせてしまい、拒否が強くなる場合があります。しばらく離れて様子をうかがってみたり、ご本人が興味のある事を話して、機嫌が直った際にさりげなく進めてみるくらいがいいと思います。
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介護拒否を改善するには

拒否がみられて、どうしても受け入れてくれない場合には諦める、それが介護拒否への対応です。しかし、薬の服薬の場合にはそうも行きません。

服薬拒否に関しては早めに対応する必要があります。飲まないと病気が悪化したり、命に関わる場合があります。

薬に対して拒否感がある患者さんに対しては粉末状の薬でしたら食後にヨーグルトなどのとろみのあるものに混ぜて飲んでもらうようにするといいでしょう。

 

また、入浴を拒否する患者さんもいます。昔はお風呂が好きだった人もお風呂が嫌いになってしまうことがあります。

こうなった人に対してはお風呂が気持ちのいいものだとわかって貰う必要があります。

施設などでなれない機械浴をすると恐怖感や不安感を抱く人がいます。こうした人が入浴を拒否することが多いです。

入浴を拒否している場合にはしばらく様子をみて「寒いから身体をあたためましょう」「汗をながしてさっぱりすると気持ちいいですよ」とお風呂という言葉を使わずに、気持ちいいものであるというイメージを与えるように促すといいでしょう。

また、異性の介護士に入浴介助されるのを嫌がる高齢者もいます。これも、よくよく考えてみたら当然のことですよね。女性なら女性の介護士、男性は男性の介護士といった風に羞恥心を感じない介護ができるよう工夫する必要があります。

在宅介護をしている場合にはご家族が先にお風呂に入って「気持よかった~」とアピールするのもいいでしょう。みんなと一緒にお風呂に入りたがったり、大きなお風呂に入りたい人もいます。そうした場合には大浴場があるデイサービスの利用を活用するといいでしょう。

 

介護拒否に対しては言葉づかいをちょっとかえるだけで問題が解決することが多いです。言葉の使い方をちょっと変えてみたり、対応の仕方を変えてみることで介護が楽になることがあります。

介護拒否の方に対するケアプラン

介護拒否がある方に対してはケアプラン作成の段階から配慮が求められます。ケアプランの作成の際に必要なことをご紹介します。
 

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具体的な改善策を考える

服薬拒否の場合、飲まないと持病が悪化してしまったり、または命にかかわることもあるので、悠長にはしていられません。医師に相談して、飲みやすい形状にしてもらったり、粉状のものにしてもらい、食事の最後にヨーグルトやゼリーなどとろみのあるものに混ぜて飲んでいただくようにしましょう。

入浴拒否の場合、お風呂が気持ちのいい場所であることを伝えてみましょう。寒い日なら、寒いので暖かくなるところへ行きましょう。暑い日なら汗を流してさっぱりしましょう!と声をかけると入ってもらえる場合があります。

また、洗面器と固形石鹸と手ぬぐいを用意しておくと、銭湯を利用していた方は進んで入浴してご自分で身体を洗ってくれる事があります。

 

これらを踏まえて長期目標や短期目標を考えてケアプランを立てるといいと思います。

認知症の症状?

介護拒否は認知症の症状の一つとも考えられます。認知症には中核症状と周辺症状があります。

中核症状には記憶障害・見当識障害・判断力の障害・失語、失認・失行があります。

周辺症状には、徘徊・物盗られ妄想・せん妄・幻覚、錯覚・暴力暴言・介護拒否・失禁・不眠・睡眠障害・帰宅願望・昼夜逆転などがあります。

 

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介護拒否がある認知症の方への対応

まずは、無理強いをせず最初は世間話からはじめてみて、徐々に心を開いてもらうことが大切です。心を開いてもらえたら自然な流れで介助に誘うといいと思います。

それでも、介護に対して抵抗がある場合は、少し時間を置いてみたり、人を変えてみるのも一つの手です。

排泄拒否の方の場合、トイレに行くとは言わず、隣の部屋までお散歩しませんか?と言って連れ出したり、私がトイレに行きたいので付き合ってください。とお願いするのもいいと思います。また、失禁してしまった場合は、服が濡れて冷たいと思うので着替えましょう。等と声をかけるといいと思います。

入浴拒否の場合は、入浴を楽しいと思っていただくのが大切なので入浴後にビールやコーヒー牛乳を飲むなど楽しみを用意すると、次も入ってもらいやすくなります。または、予約をするのも、入る心の準備ができるので、入ってもらいやすいです。

認知症の症状が一人一人違うのと同じで拒否の理由もそれぞれで、対応も違います。少しでも拒否されずに介護できるように、その人に合った対応の仕方を探してみてください。

介護拒否がある場合、どのような施設がいいか

介護をしていて途方に暮れてしまう場面はいくつもあるが、なかでも介護拒否は介護者を心身ともに疲弊させます。食事や入浴、トイレ介助など、必要だと思うからしていても、叩かれたりつねられたり、ときには暴言を吐かれたりすると、どうしてわかってくれないのかと苛々したり、自分のやり方が悪いのかと落ち込んだりもします。

本人は施設入所などもってのほかと拒否しますが、自分はもう倒れそうです。そんな時に、一時的にでもどこかに入所できると、ずいぶんと楽になります。

 

まずは専門医に受診

介護を拒否するのには、なにか理由があります。それは介護者には思いもよらない理由であったりします。そもそも「認知症」という固有の病気はなく、認知機能障害を有する病気を総称して認知症と言います。

判断力の低下によって介護拒否の症状が出る病気は、アルツハイマー病だけではなく、ほかにもいくつかあります。そこで、まずは、患者がどんな種類の認知症なのかを知る必要があります。そのためには、認知症の専門医に受診することが重要です。

 

介護拒否のある認知症患者の受け入れ施設とは

認知症状のある方を受け入れる施設は、グループホームや老健など介護保険で入れる施設と、介護保険外の有料老人ホームがあります。

また、小規模多機能施設のような一時的な短期入所という選択もあります。介護拒否は、拒否の度合いによっては、認知症の周辺症状のなかでもかなり厄介な症状といえます。症状を緩和させるため、服薬調整の目的で一時的な入院が必要なこともあります。

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施設選びのポイント

認知症は進行の度合いによっても出てくる症状が変わってくるため、介護拒否がこの先もずっと続くとは言い切れません。

施設に入って環境が変わったため、症状が緩和することもあります。また、別のもっと重大な症状が出てくる可能性もあります。そこで、今後どのような症状が出てくるのかを把握したうえで、それに対応できる施設を選ぶのが最良です。数年で違う施設に移ることも視野に入れておく方がよいでしょう。

 

施設を効率よく探すには?

介護拒否があったり強情なところがある高齢者の対応も慣れている施設のスタッフにおまかせすれば安心です。老人ホーム探しはこちらから無料相談可能です。家族が四六時中一緒にいると疲れてしまいますが、施設のスタッフはプロなので気難しい性格の人でも柔軟に対応してもらえます。

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