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高齢者の温泉利用の効能と注意点

記事公開日:2015/08/26、 最終更新日:2019/03/26


高齢者の温泉利用の効能と注意点

老人ホームや高齢者住宅には温泉が併設されている施設もあります。温泉が高齢者に与える効果はたくさんあります。温泉を利用したレクリエーションやリハビリ、地域交流を展開している施設も存在します。

 

夜間入浴の効果

とある特養で攻撃性や興奮、徘徊等の症状がある認知症高齢者に対して昼間の入浴に代わって夜間の入浴を実施しました。高度の認知症状がみられていましたが、夜間温泉入浴を実施したことによって夜ぐっすり眠れるようになり、徘徊等の症状はなくなりました。

昼間の入浴にまた戻したところ再び症状が悪化したので夜間の入浴は沈静化に効果があると思われます。この場合、温泉でなくとも夜入浴することで効果が現れると考えられます。

 

足浴の効果

車いすの方でも利用できる足湯を用意している施設もあります。病院内に併設されている足湯というだけあって入院患者や外来患者だけではなく付き添いの家族や地域住民等も利用する足湯です。アンケート調査から身体が温まり、足が軽くなった、よく眠れるようになったと回答した人が多かったようです。また、地域住民との交流や患者同士でのコミュニケーションの場としても活用されていることがわかっているようです。

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温泉を利用したリハビリ

温泉を利用したリハビリは温熱作用や浮力と水の抵抗、静水圧、含有成分による直接的効果により様々な効能が期待できます。

日常生活で乱れた自律神経を整え、免疫系を本体の生体リズムに整えることが期待できるとされ、大変効果的なリハビリです。

 

例えば、脳血管疾患に対して効果が現れているということがわかっています。

脳血管障害の患者を対象に行われた実験ではQOLや食欲、睡眠等には変化が見られませんでしたが、疼痛と疲労感では改善がみられたということです。

また、骨や関節、運動器疾患のある患者に対しては肥満度の軽減、呼吸循環器機能の向上、体幹、下肢の筋力効果、身体柔軟性の向上、症状の改善等がみられたということです。

 

その他、生活習慣病や肥満の患者に対しても効果的であったということがわかっています。また、温泉の与えるリラクゼーション効果もケアにおいて重要だと言われています。

 

注意点

温泉が高齢者に与えるメリットはたくさん存在します。しかし、入浴中の心停止や脳卒中の発症という危険性もあるということは理解しておく必要があります。

旅行先など介護者がいない場では血圧の上昇や発汗などに十分注意してぬるめのお湯に浸かるようにしましょう。旅行中はたくさんお風呂に入りたいと思ってしまうかもしれませんが、日常生活と同じ回数に留めることがおすすめです。また、イオン飲料で水分補給をこまめにとりながら入浴するよう注意してください。

温泉療法を施設で利用するためには?

温泉療法と聞くと温泉に入りに行き体を癒すというイメージが強いかもしれませんが、医師の指示の下で実際に治療として実施されています。厚生労働省は、国民の健康づくりを推進するという目的で健康増進施設認定規程を策定しました。

そして、運動型健康増進施設、温泉利用型健康増進施設、温泉利用プログラム型健康増進施設の3種類の施設について、大臣が認定を行っています。また、運動型健康増進施設及び温泉利用型健康増進施設の内、一定の条件を満たす施設を更に指定運動療法施設として認定しています。温泉療法を実施している「温泉利用型健康増進施設」について詳しく見ていきましょう。

 

①温泉利用型健康増進施設とは

温泉療法と運動の組み合わせで健康づくりを行うことの出来る施設のことです。温泉の入浴プログラムや温水プールでの運動方法などを指導の下に行うことができます。平成26年4月1日現在、全国に20施設あります。 そのうち、富山県国際健康プラザ(富山県)、クアハウスかけゆ(長野県)、ピーアップ新宮(和歌山県)の3施設は指定運動療法施設として認定されています。

②医療費控除について

認定施設を利用し、医師の指示の下で温泉療養を行った場合、要件を満たせば、施設の利用料金、施設までの交通費については所得税の医療費控除を受けることができます。この制度は消化器系の疾患をはじめ、糖尿病、脳血管障害、高血圧などの生活習慣病だけでなく、外科手術後の療養も対象になります。

基本的な手順としては、医師から温泉療養指示書をもらった後に利用可能な施設へ行き、利用後に温泉療養証明書、領収書を受け取ります。これらを確定申告の時期まで保管しておくように気を付けてください。各市町村によって異なる場合があるので、確認しておきましょう。

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③温泉利用指導者について

温泉利用型健康増進施設には温泉利用指導者の配置が義務付けられており、医師の指示書の下に入浴指導や生活指導を行います。一般財団法人日本健康開発財団が実施している講習を受講すると資格を取得することが出来ます。

受講するためには保健師や管理栄養士などを持っているという条件があります。気になる方は調べてみましょう。

温泉付きの老人ホームとは

老人ホームは、介護が手厚いとか、医療に特化しているなど、それぞれ独自の特徴を活かして運営されています。中には、地の利を生かして天然温泉を売りにしている施設もあります。保養地に長逗留するつもりで、温泉付きの老人ホームも検討してみたいと思う方もいらっしゃるでしょう。

 

①温泉付きの老人ホームの種類

老人ホームにはさまざまな種類があります。なかには、特養や老健といった介護保険の適応施設もありますが、多くは民間の有料老人ホームになります。特養や老健という介護保険施設は、一般的に居住区の指定施設に入居することになります。都心部に住居がある場合は、まず住民票を該当の温泉のある地区に移して、そこで入所申し込みをして入所日を待つことになります。しかし、例外的に都心部の一地区と提携している施設もあり、都心部に住みながら入所申し込みをすることもできます。

民間の有料老人ホームは、現住所などの縛りはありませんので、入居の相談や申し込みは介護保険施設より格段に簡単になります。

②温泉付き老人ホームのメリットとデメリット

まずメリットとしては、温泉ならではの効能を居ながらにして受けられることです。そしてデメリットは、温泉地が都心部から遠いということです。

特養は「終の棲家」という位置づけなので、本人が温泉を楽しめる時期であればいいのですが、それを過ぎてしまうと家族が通うのが大変というデメリットの方が大きくなる可能性があります。むしろ、骨折や脳梗塞のリハビリで、2年程度の長期入所可能な老健の方がメリットは大きいと言えるでしょう。有料老人ホームの場合も同じで、ある程度身体が動いて自分の意思がはっきりしている間は、温泉を楽しめてメリットがありますが、重介護になり肺炎などの病気にかかりやすくなると、デメリットの方が大きくなると言えます。

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③入居を検討するときは、必ず事前見学を

遠方から温泉付きの老人ホームへ入居する場合は、必ず事前に施設見学をしましょう。遠いからと話だけで済ませてしまうと、思わぬ落とし穴があるかもしれません。遠くても近場でも、入居施設は見学をするというのが鉄則です。

温泉付き有料老人ホームとうたっている物件の中には、実際の建物はない詐欺の物件も紛れ込んでいます。施設の方と直接会って話をして、きちんとしたホームを選ぶようにしましょう。

施設を効率よく探すには?

温泉に入れる老人ホームを探したい場合にはこちらから無料相談できます。施設内に温泉があって毎日温泉につかれる老人ホームを紹介してもらえます。

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