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認知症ケア⑥予防『“運動習慣”重要性』

ウチシルベ大阪本部

ウチシルベ大阪本部です。オフィスでの日常の一コマや入居相談実例、新規オープンの施設情報などを発信していきます。

認知症の高齢者の場合、どうしても自宅で安静にしていることが増え、その結果として刺激も少なくなり、物を考えたり、判断したり、創造したりすることも機会も少なくなっていきます。

だんだんと精神機能が衰え、活動意欲もなくなり、認知症も悪化していくという負のスパイラルに陥る危険性が高いです。

s_無気力

それらの観点からも高齢者には様々な運動療法が推進されています。

運動することによって、そもそもの運動機能の改善・維持、心肺機能の改善・維持、精神活動も活発化するという意味で、あらゆる良い効果をもたらします。

 

s_運動

 

○認知症の高齢者に対する運動の種類

関節可動域運動

主に手の指を使って関節を動かす運動

s_手の運動

筋力増強運動

主に筋力を維持するための運動。無理はせず、マイペースで行うことが大切です。

s_筋力運動

持久力増強運動

持久力を改善・維持する為の運動。ウォーキングや軽いランニングなどの有酸素運動が有効的です。

s_ウォーキング

 

基本動作運動

生活における基本動作の運動(訓練)ベッドや椅子から起き上がる(立ち上がる)、車椅子から便座へ移動するなどです。

s_起き上がる

これらを日常生活の中で楽しみながら続けていくことが大切です。

運動療法は1日にまとめてするのではなく、“毎日30分”を心掛けましょう。

認知症予防や初期の段階であれば、散歩の際なども同じコースばかりでなく、違ったコースを取り入れるのも良いでしょう。

脳への良い刺激となります。

s_散歩

自動車やエレベーターなど科学技術の発展により、私達の日常生活での運動量は40年前と比べると40%以下に落ちたそうです。

それだけ身体にも脳にも刺激が減ってしまっています。

最寄りのスーパーではなく、特売のスーパーまで足をのばす。

リモコンを使わずに、歩いて行って電源のスイッチを入れる。

バスを使用していた駅まで気候の良い日は歩いてみる。

気の向く時に少しずつ運動習慣を取り入れてみるだけで、認知症の予防や改善につながります。

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