ご相談者:Bさん 90才 男性 / 要介護3
Bさんは、奥様と二人暮らしでしたが、腎臓の機能が低下して入院されていました。
病院では歩行の訓練はしていたものの移動は車椅子で、ほとんど寝ていらしたそうです。
入院から1年たった時点で腎臓の病状が落ち着き、病院から退院を勧められましたが
奥様は自宅での介護ができないと感じ、病院のソーシャルワーカーを通じ
高齢者住宅仲介センター金沢店に老人ホーム探しのご依頼をいただきました。
奥様のご要望としては、離れて暮らしても、ホームにこまめに行ってご主人の様子を知っておきたいとのことで、バス停に近いということがホーム探しの第一条件でした。
また、Bさんは無口で物静かな性格なので人と交わることを好まないため静かな施設をとのご要望もありました。
そこで、高齢者住宅仲介センターではご自宅からのバスのルートや乗換えのバス停、バスの本数など詳しく調べ、バス停に近い施設をいくつか選び出しました。
また、Bさんの性格や今のお体の状況も含め、総合的に見て
条件が合う高齢者向け住宅2施設を提案させていただきました。
ご見学は奥様にしていただきましたが、バス停が目の前にあり、2階建て24床のこじんまりした家族的な雰囲気のサービス付き高齢者向け住宅が気に入られ申し込みをされました。
あいにく申込時には満床になってしまい順番待ちの状況でしたが、しばらく待ってでもこちらに入居されたいとの強いご要望が有り順番を待ちました。
病院側にも理解いただき、4ヶ月待って、ようやく入居できるようになりました。
ご入居後のご本人のご様子ですが、最初の三日間は食欲が細かったのですが
今は食事もよく召し上がってお元気な様子だそうです。
病院に入院中は4人部屋だったので、施設の個室に移られてから「今は静かだなぁ」と
おっしゃっているそうで、ご希望の生活ができるようになられたようです。
私共もお世話させていただいてよかったと思っております。