ご相談者:Aさん 69才 女性 / 要介護4
Aさんは、息子さんと二人暮らしでしたが、息子さんは仕事が忙しく、帰宅が遅いため
家ではほとんどおひとりで過ごされていました。
これまではお元気で自営のご商売もされて、お客様と親しく会話もされていましたが
突然、脱水症状で倒れ、緊急入院となりました。
入院中には 既往の症状が悪化した上、認知症を発症していることが分かり
要介護4と認定されましたが、その後症状も落ち着きADLもほとんど自立に近くなったので、退院を勧められるようになりました。
でも息子さんはお母様が自宅に戻られることに不安を感じ、病院のソーシャルワーカーさんを通じ私ども高齢者住宅仲介センターへ老人ホーム探しのご相談をいただきました。
Aさんのこれまでの暮らしぶりや、社交的な性格から推測すると、有料老人ホームやサービス付高齢者向け住宅より、家族的な雰囲気で過ごしていただけるグループホームがよいのではないかと考えAさんにあうと思われる金沢市内のグループホームを選定しご紹介しました。
ご紹介したグループホームは比較的認知症状が軽い方ばかりが入所されているので、自立に近い方でも抵抗なくお過ごしいただけ、レクリエーション、外出なども積極的に行っています。
また、特に食事にこだわりがあり、国産食材や天然調味料を使い、美味しくて健康を考えた食事を提供することに力を入れている施設です。
早速 息子さんを施設見学にご案内しましたが、とても気に入って下さったので、お母様に説明し入居されることになりました。
入居後のAさんのご様子ですが、スタッフさんや他の入居者とよくお話され、楽しそうにお過ごしとのことをグループホームの責任者から聞いております。
また、息子さんも安心してご自身の生活を送れると言っていただいており、私共高齢者住宅仲介センターも、この施設探しのお役にたてたことを嬉しく思っています。