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おおた高齢者見守りネットワーク『みま~も』に初参加

ウチシルベ東京本部

先ずは、ご家族とのかかわりや、今必要な機能や環境、自分らしく過ごせる場所についてなど、お住まいに関するご心配やご希望を何でもお話し下さい。大切なご家族やご自身がこれからの時間を過ごされる「家」をご紹介する気持ちで、みなさまのお住まい相談をお受けいたします。

本日は、大田区の大森にある地域包括支援センター入新井(さわやかサポート入新井)の地域への取り組みをご紹介します。

おおた高齢者見守りネットワーク

地域包括支援センター入新井では、平成20年におおた高齢者見守りネットワーク『通称:みま~も』を発足し、医療・保健・福祉分野の専門職・民間企業・行政機関が連携して地域の高齢者安心と健康をテーマに活動を始めて7年目になったそうです。先月開催した「ウチシルベの会 ランチミーティングin大田区」の準備をしている時期に地域包括でこういった活動をされていることを知り、さっそく月次の運営会議に参加してきました。

みま~も

『みま~も』に協賛しているのは地域の病院や、薬局、介護施設、介護事業者、食品会社、介護タクシー、高齢者向けの商品を扱う企業など高齢者に関わるあらゆる法人や団体合わせてその数約90、そのうち今回は60名程参加されていました。担当の事業者による進行で、それぞれの活動の発表やセミナー・講演会の振り返りなどが行われ、各事業者が積極的に関わっているのが伝わってきました。

『みま~も』の活動は、高齢者見守りキーホルダー登録事業「SOSみま~もキーホルダー登録システム」から始まったそうです。大田区にお住まいの65歳以上の方に、緊急連絡先や医療情報などを区に登録してもらい、登録番号が入ったキーホルダーとマグネットをお渡しします。マグネットは自宅の冷蔵庫など目につくところに貼っておき、キーホルダーは外出時常に身につけておくことで、外出先で突然倒れたり認知症の方の徘徊などで救急搬送・保護された際に医療機関や救急隊、警察からの照会に対し、迅速に情報提供ができます。

キーホルダー

この事業は、大田区全域で登録可能なシステムへという区民の皆さんの要望によって平成24年から大田区の高齢者施策となり、普及啓発を継続しています。

また、月ごとに行われる地域づくりセミナーが、「知っておきたい薬のはなし」「熱中症を予防しよう!」「知っておきたい介護保険と住まい」など、高齢者やご家族が気になるテーマで行われ、協賛事業者がセミナーの運営サポートや講師として協力しています。年に一度行われる特別セミナーは200名以上が参加され、今年度は平成28年3月に大田文化の森に於いて、「認知症の人と歩む町に!」をテーマに開催予定となっています。

そして、「みま~もステーション」の活動では、大森柳本通り商店街の中にある「アキナイ山王亭」と「大田区立新井宿第一児童公園」を拠点に、講座の開催や、ガーデン&ファームの管理、「元気かあさんの見守り食堂」などを運営し、ここには地域のサポーターの方も数多く参加されて、孤立しがちな高齢者が外に出て、立ち寄ることのできる場所を提供し、地域包括との結びつきを促進されています。

アキナイ山王亭

「みま~も」のような地域の活動に役割を持って参加することで事業者同士も枠を超えた横のつながりが自然と出来てきます。そのネットワークがそれぞれの顧客や利用者の方に対するサービスの向上に繋がりますので、地域の人・行政・企業の三者ともに良い形で影響し合える成功例と言えるでしょう。同様のネットワークづくりを行っている、あるいは計画されている地域は今後増えてくると思います。

 

今日は、ざっくりと活動の概要をご紹介しただけになりましたので、今後はそれぞれの活動について詳しくご紹介していきます。こういった活動が気になる、一緒に参加してみたい、私の地域ではこんな取り組みをしている、等々なんでもお気軽に下のコメント欄からご意見・情報をお寄せください。

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