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保健所出身のセラピー犬、施設へ。-介護ニュース


記事公開日:2016/06/08、 最終更新日:2016/06/07

保健所出身のセラピー犬、施設へ。

岐阜県大垣市の通所介護施設「介護結ぶ」に、動物介在活動犬(セラピー犬)が譲渡されました。この犬は、2年前に保健所から引き取られ、訓練を受けて立派なセラピー犬に成長。施設を利用する高齢者の心を癒す、大切な存在になっています。

出典:sippo

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160605-00010001-sippo-life

 

[名前] ぽん

[年齢] 推定年齢8歳

[性別] 雄

[両親] シーズーと別の犬種

 

このプロフィールは、岐阜県大垣市の通所介護施設「介護結ぶ」にいる動物介在活動犬(セラピー犬)のものです。

 

「ぽん」は、2014年に県動物愛護センターが保健所から引き取り、セラピー犬として活動できるまでに成長。今月になって「介護結ぶ」に譲渡されました。

 

施設での「ぽん」は、テーブルの下を動き回ったり、利用者のひざの上に乗ったり、すっかりマイホーム。利用者といっしょに散歩に出かけることもあります。

利用者の心を癒し、利用者間の共通の話題になることで、ほっこりとした雰囲気に。「ぽん」が来てから、施設の雰囲気がガラッと変わりました。

 

この施設が「ぽん」を譲り受けたいと思ったのは、スタッフが飼っている猫がきっかけ。

以前、施設に猫を連れてきたところ、利用者に好評だったのでぜひ! となったとか。

「ぽん」はセラピー犬らしく期待に応え、利用者の心身を支える存在となっているそうです。

 

2014年度、岐阜市を除く県内で捕獲されたり、保健所に引き取られた犬は720匹。その約8割は飼い主のもとに戻ったり、譲渡会で新しい飼い主が見つかりましたが、悲しいことに126匹は殺処分にされました。

 

センターがセラピー犬を育成する事業を始めたのは、昨年度。まだ手探りの状態ですが、今年1月に岐阜市内の施設に1匹目となるゴールデンレトリーバーを譲渡し、現在は3匹目を育成しています。

セラピー犬を育成するために、また不幸なペットを生み出さないために、今後もこの取り組みを続けるそうです。

 

ネットに寄せられたコメントの中で、そうそう! と思ったのがコレ。

「人間に捨てられたのに人間を癒してくれるなんて!」

 

原発事故にしろ、公私混同にしろ、W不倫にしろ、罪を犯すのは人間。

悪い人間の都合で振り回されたり、傷つくのは、いつも弱者。

 

この世から一つでも不幸がなくなるように、一つでも多くの幸せが訪れるようになるといいですね。

罪を犯すのが人間なら、救うのも人間の役目なんですから。