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大阪で、医療面が充実した介護施設

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日々地域を飛び回るお住まい相談員のお仕事内容やトピックを取り上げていきます。
※紹介している相談実例の内容は、実際にウチシルベに寄せられた相談をもとに構成しています。しかし、ご本人やご家族のプライバシーに配慮し、一部の設定・描写を変更した上で編集しています。


記事公開日:2015/06/25、 最終更新日:2022/03/31

難病にお二人で向き合いながら

持病を抱えている方にとって、介護施設選びはひときわ神経を使うものであることは言うまでもありません。私がキーパーソンである妹さんから連絡を受けたとき、電話口で告げられたのは「脊髄小脳変性症」という病名でした。実際に妹さんとお会いしてお話を聞いてみると、いますでに大阪市淀川区の施設に入っているものの、経営母体が変わったことによって退去を求められていること、他に身寄りがなく妹さんがひとりで介護を担当していること、いまは一時的に入院しているけれどできるだけ早く退院したいこと、などを伝えていただきました。

なによりも私が心を打たれたのは、妹さんの献身的な姿勢です。ご本人は離婚されていて、すでに家族とも音信不通の状態が続いているなか、妹さんは毎日施設や、此花区にある病院へと足を運んでずっとご本人の世話をされてきたといいます。自分自身も妻として、母として、さらには会社勤めをしながらとのことで、本当に頭が下がる思いでした。

「これからも同じように毎日お顔が見れるところがいいですよね?」

「もちろんです。兄にはほかに頼れる人がいませんし。でも、脊髄小脳変性症があっても受け入れていただける施設はあるんでしょうか?」

「医療面が強い介護施設を探しながらになりますが、もしかしたら実際にお兄様の現在のお身体の様子を確認してから、という対応になるかもしれません。でも、粘り強く探していけばきっとご希望に沿った物件が見つかりますよ!」

ご自身もお忙しいにも関わらず、いままでお兄様の面倒を見てこられた彼女はとても芯の強い女性に違いありません。でも、「ふたりだけ」ではなく私ができる範囲でサポートすることで、気持ちの面からも後押しができればと強く思いました。

本当に正しい選択肢とは?

妹さんとお話を終えた後、私もご本人と面会をしました。お会いしたときのご本人は、少しの時間ならお話しすることができましたし、介助を受けながら食事をすることもできる状態でした。リクライニング式の車いすが必要にはなりますが、ベッドから移動することもできるとのことです。ただ、この病気は症状が少しずつ進行していくのが特徴で、「今日までできていたこと」が明日になればできるという保証もありません。実際に、私がお会いしてから施設入居までの間にも、痰の吸引が必要になっていたのです。面会を終えた後、私は改めて妹さんに尋ねました。

「お兄様の様子を見ると、このまま病院で安定した治療を受けるという選択肢もあると思うのですが……」

「それがイヤなんです! ドクターはよくやってくれているのですが、病院にいたままでは兄が衰えていくスピードが早くなってしまいそうで。だから、お願いします!」

家族はどうすべきなのか――。はたしてなにが本人のためなのか――。介護の場面で自問自答をされる方はたくさんいると思います。ただ、本当にこればかりは正解がありませんし、ご本人やご家族がもっとも納得的できる選択肢を信じるしかないと感じます。

この施設なら入りたい! でも……

妹さんのお住まいである住吉区界隈を中心に医療面が充実した施設を提案していきました。まずは3つの介護施設の見学に同行し、なかでも自宅から徒歩3分の施設を大いに気に入られたようでした。スタッフの対応、機械浴などの設備面、予算などすべて条件に合っていますし、なにより毎日通うことになる妹さんにとって近さが大きな魅力となったのです。しかし、介護施設側との面談のなかで最近また症状に悪化が見られることを伝えたところ、結果的に「うちでは責任を持ってお受けするのは難しい」という結論になってしまったのです。

とはいえ、なるべく早期の入居をご希望されているのに、長くお待たせするわけにはいきません。妹さんとの会話のなかで「通いやすい」ことを重視されていることは存分に伝わっていたので、家の近所ではなく妹さんの職場に近い大阪市北区の「オレンジケアライフ愛和」をご紹介しました。こちらは医療法人が運営しているだけあって医療体制は整っていますし、ご本人の病状を実際に見ていただいた結果、受け入れが可能とのことでした。安心を支える体制はもちろんですが、妹さんはスタッフの方のていねいな物腰や、施設内の明るい雰囲気に惹かれているようでした。これは実際にたくさんの見学をしていて感じることですが、やはり最初の接点での温かさやそこから伝わるスタッフの人柄を決定の材料にする方は多いですね。

結局、4軒めのご見学となった「オレンジケアライフ愛和」で決まり、ご本人もご家族も納得していただいた上での入居となりました。「毎日欠かさず通う」という献身的な介護をされる方だったので、妹さんの生活スタイルを考慮したうえで提案できたことはとてもよかったと感じています。


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