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サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)とは

記事公開日:2015/05/22、 最終更新日:2019/02/06


サービス付き高齢者向け住宅とは?

サービス付き高齢者向け住宅 (サ高住) とは

高齢者向け住宅の安定確保は国にとっても大きな課題であり、現在急ピッチで整備が進められています。かつての高齢者向け住宅は「高齢者専用賃貸住宅(高専賃)」「高齢者向け優良賃貸住宅(高優賃)」などはその特徴によって名称が異なっていました。しかし、利用者にとっては違いが分かりにくいという指摘もあり、2011(平成23)年にそれらを一本化して誕生したのがサービス付き高齢者向け住宅です。略してサ高住と呼ばれます。登録や事業者への指導や監督は都道府県・政令市・中核市が行います。

 

 

サービス付き高齢者向け住宅の特徴

その名の通り、スタッフによる「安否確認」「生活相談」などのサービスが付属した住宅のことを指します。各サ高住には介護福祉士やヘルパーといった介護専門知識を持つスタッフが常駐し、高齢者を見守ります。段差をなくした床や手すりの設置といったバリアフリー基準や、専用部分の床面積は原則25㎡以上かつキッチン、トイレ、収納設備などの設置が必要となるなど、広さや設備に関して基準をクリアした住宅です(設備等の基準は自治体によって異なる場合があります)。

 

サービス付き高齢者向け住宅の基準について

高齢者住まい法が改正されたことにより、サービス付き高齢者向け住宅の登録制度がスタートしました。

建物をサービス付き高齢者向け住宅として利用するためには基準をクリアする必要があります。それを認められてはじめてサービス付き高齢者向け住宅として運用することができるというわけです。

 

サービス付き高齢者向け住宅の登録基準は以下のとおりです。

 

登録基準

住宅床面積は原則25㎡以上

トイレ、洗面設備等が設置されていること

バリアフリーであること

 

サービス

安否確認サービス、生活相談サービスを提供すること

 

契約

高齢者の居住の安定が図られた契約であること

前払い家賃等返還ルールと保全措置がとられていること

 

事業者の義務

提供するサービスの登録事項の情報開示や入居者に対する契約前の説明など入居契約に関する措置をしっかりとること

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指導監督

住宅管理やサービスに関する行政の指導監督を受けること。

 

サービス付き高齢者向け住宅の受けられる補助

国としては今後ますますサービス付き高齢者向け住宅を増やしたいという狙いがあります。そのために奨励の政策として補助・税制・融資の支援を行っています。

 

補助

サービス付き高齢者向け住宅として登録する住宅の建設や改修費用について国が民間事業者や社会福祉法人、医療法人等に直接補助をおこないます。

 

税制

床面積が25㎡以上で10戸以上のサ高住に関しては所得税と法人税が5年間割増償却40%が適用されます。

床面積30㎡以上で5戸以上の主要部分が耐火構造あるいは準耐火構造である等の要件をクリアしていれば固定資産税が5年間3分の2軽減されます。

また、床面積30㎡以上で5戸以上、主要構造部が耐火構造または準耐火構造である等の要件をクリアしていれば不動産所得税も減額されます。

家屋が課税標準から1200万円/戸控除されます。

と市は家屋の床面積の2倍にあたる土地面積相当分の価格等が減額されます。

サ高住の大原則、バリアフリー構造

サービス付き高齢者向け住宅の大原則はバリアフリーです。バリアフリーとは段差がないこと、手すりが適正な位置についていることなどが挙げられます。障害を持っている方でも問題なく生活ができるというのが明確になっていないといけません。

 

人員基準は常勤で1名以上の配置が必要

人員基準としては特養などに比べて非常に少ない数で済みます。管理者と呼ばれる管理を行う方を1名以上配置しているのであれば問題ありません。

その1名は見回りをしたり、緊急コールを受け取ったりすることが仕事であり、直接的な介護を目的に配置しているということはありませんので、注意しておきましょう。
 

サービス付き高齢者向け住宅の設備

床面積とバリアフリー構造であること、トイレと洗面設備があることがサ高住の要件となっています。その他の設備に関しては施設によって異なります。共同設備にキッチンや洗濯室があったり、リハビリのための部屋や娯楽室があるような施設もあります。

サービスの内容も施設によって様々です。サービス料や食事代が一ヶ月の利用料に含まれていることもあれば別料金の場合もあります。施設を探す時にはその点についてしっかり確認するようにしましょう。

サービス付き高齢者向け住宅入居の条件

60歳以上が入居の条件となります。老人ホームではなく、一般の賃貸住宅という区分になり、健常者・自立生活者から要介護者まで誰でも入居は可能です。しかし、現実的には要介護1~2程度の方の入居が多くなっています。

 

サービス付き高齢者向け住宅の費用

初期費用として必要となるのは、一般の賃貸住宅と同様に敷金・礼金や賃料の前払い金です。以後、月々の利用料が発生するほか、介護や医療サービスを受けるごとに、別途、自己負担分の費用がかかります。

サービス付き高齢者向け住宅の初期費用 敷金・礼金など。0円~数百万円
月額利用料
(家賃、管理費、サービス提供費、共益費、食費の合計)
10万円~30万円前後(目安)
利用サービスに応じて、別途支払いが発生

 

サービス付き高齢者向け住宅の介護・サービス体制

常駐スタッフによる見守りや生活相談のほか、食事、家事、介護といった外部サービスを受けることができます。また、同じ建物内や近隣に在宅介護サービスの事業所が併設されている場合も多くあります。自らが必要とするサービスだけを選択することで、比較的高い自由度で暮らせることがサービス付き高齢者向け住宅のメリットです。

 

サービス付き高齢者向け住宅の設備

定められた広さ以上の居室・設備やバリアフリー構造はすべてのサービス付き高齢者向け住宅に共通します。また、利用者同士の交流を通じて、より文化的で充実した暮らしの提供をはかる取り組みも注目です。カラオケや麻雀ルームといった趣味スペースの充実のほか、共用部分でバラエティに富んだ催し物を開催するサ高住も増えてきています。

施設ではなくあくまで「賃貸住宅」

サービス付き高齢者向け住宅は介護施設不足を解消する最期の切り札と言われています。

 

施設に入りたくても入れない待ちの人が増えていたり、将来のことを考えて早めに入居予約をしている人もいたりします。老人ホーム以外にも老人保健施設など中間的な施設が作られるものの、一度入所するとなかなか出ることができず、期間が長期化してしまうという問題もありました。
 

こういった問題を背景に国が後押しして作られていったのが「サービス付き高齢者向け住宅」です。

従来は「高齢者専用賃貸住宅」という名称でしたが2011年10月から「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住、サ付き)と呼ばれるようになりました。

 

「サービス付き高齢者向け住宅」は

・バリアフリー

・安否確認サービスの提供

・生活相談サービスの提供

が義務化されている賃貸住宅です。

福祉施設ではないので事業者は個性を打ち出して自由に展開することができます。

最低限のサービスだけを用意しているところもありますし、有料老人ホームと同じようなサービスにしているようなところもあります。

 

また、施設に入所しているわけではないので介護保険制度上は在宅扱いとなります。

介護が必要となった場合には訪問介護などの在宅サービスを利用します。

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サービス付き高齢者向け住宅の問題点

現在登録件数が増えているサ高住ですが、事業者によってサービスが大幅に異なるため、入居するときにはしっかりと調べて決めなくてはなりません。

 

入居者に合ったところを見つけないと長期的に住み続けるのが難しくなります。

 

特に医療措置について入居前にしっかり調べておくことをおすすめします。

医療サービスをどの程度提供しているのかは事業者によって異なります。

現在特に必要な医療措置がなければ基本的には健康管理面を中心に必要最低限の提供を行ってくれる施設であれば安心です。

しかし今後どのような医療措置が必要になるかわかりません。

たんの吸引や胃ろう、褥瘡、経管栄養や尿管カテーテル、酸素吸入といった医療措置が必要な場合にはそういった医療行為を行えるサ高住を選ぶ必要があります。

もし入居中に状態が変わって医療措置が必要になった場合には退去を命じられてしまうこともあります。

 

また、事業者によっては医療や介護のプロが夜間も常駐していない可能性があります。

このような点が特養や有料老人ホームに比べると心配な面ではあります。

 

確認しておくべき条件

サ高住を人生の最期を迎えるための「終の棲家」として考える人は多いです。

入所してから引っ越すことなくずっと暮らしていけるための条件として確認しておくべき点があります。

 

・一日複数回の訪問介護があるかどうか

・定期訪問による訪問看護があるか

・緊急時の訪問介護や訪問看護があるか

・24時間365日対応可能な連絡窓口があるかどうか

 

こういった点をクリアしていればずっと先まで安心して暮らしていける可能性が高いです。さらに、サ高住の中に事業所が設けられていれば実質、特養や介護付き有料老人ホームとサービスの内容は変わらないでしょう。

まだここまでのサービスが充実している事業者は少ないですが、今後国もさらに力を入れていくと思われるのでサービスの充実に期待していきましょう。

 

サービス付き高齢者向け住宅の入居一時金

入居一時金とは主に有料老人ホームなどで使われているものであり、入居する際にまとまった金額を支払うシステムです。

この入居一時金はサービス付き高齢者向け住宅でも支払うものなのでしょうか。

 

①基本的に入居一時金は許可されていない

サービス付き高齢者向け住宅では基本的に入居一時金は徴収してはいけない風潮になっています。入居する際に入居一時金を請求してくるところであれば、入居を考えることをお勧めします。
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②入居一時金以外の名目で請求されることも

入居一時金の代わりに、他の名目で請求されることがあります。多いのが、敷金や家賃○か月分といった請求です。

これは、入居一時金とは少し違う意味合いであるのが一般的です。

入居一時金とはその名の通り入居する為に支払うものであり、基本的には戻ってくることはありません。しかし、敷金などの場合は退去する際に戻ってきますので、預かり金のような意味合いがあります。

 

③契約書を読みましょう

サービス付き高齢者向け住宅は、有料老人ホームに比べると、まだまだ規制が緩いものです。そのため、施設によってかかってくる費用が違いますので、しっかりと説明を受けて、契約書なども確認しておきましょう。

また、入居の際に1か月から3か月分を敷金として請求するところは多いですので、その辺りは事前に知っておきましょう。

最近問題になったサービス付き高齢者向け住宅としては、契約時には何もいらないと言っておきながらも、入居3か月たてば、新たに数十万円を請求されたということがありました。入居してから3か月ですと本人もずいぶん慣れてきた時期ですので、退去しにくく、高額な金額を支払ったというものです。

これは、入居から3か月まではお試しのような意味合いを持たして、入居3か月目に本契約といった流れにしていたのが問題になっており、説明不足もあり、本人及び家族は請求されるまでそのようなシステムがあったということを知らなかったようです。

サービス付き高齢者向け住宅のサービス&入所基準

サービス付き高齢者向け住宅は、高齢者を対象としたサービスが付いている住宅です。では、どのようなサービスがあるかと言いますと、数時間に1回の安否確認、朝の健康チェック、3食の食事提供が基本的なサービスとなっています。

これは最低満たしておかないといけないサービスですので、どこのサービス付き高齢者住宅でも実施しています。

サ高住を無料で相談する

入所されている人は健康な人~少しの介助が必要な人

基本的には自立している人を対象にしているのがサービス付き高齢者向け住宅の特徴です。その為、ある程度自分で自分のことができる人でないと入所することができません。

よくある基準としては、トイレは自分で始末することができるという基準です。つまり1人でベッドから起き上がりが出来て、ある程度移動ができ、トイレで排泄ができる人が対象となります。

介護を主にしておらず、掃除や洗濯、入浴など、あくまで一時的な介護であればサービス付き高齢者向け住宅は対応してくれます。

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介護が必要になった場合は外部サービスを利用する

サービス付き高齢者住宅自体に訪問介護はありません。訪問介護を利用したい場合はケアマネージャーを通して外部の訪問介護に依頼をします。通所介護なども外部のサービスを利用することになります。

外部サービスを利用する際は介護保険の範囲内でサービスを使用していくため、常時介護必要になった場合は保険内では対応しきれない部分があり、サービス付き高齢者向け住宅では対応できないのです。

 

特養のようなサービス付き高齢者住宅が増加してきている

近年の傾向としてはサービス付き高齢者向け住宅でありながら、常時介護職員を配置していたり、寝たきりの人でも対応できるといった性格を持つものが増えてきています

対象としているのは、特養待ちの人です。特養はなかなか空きが無く、すぐに入れない状態ですので、そういった方を対象としているサービス付き高齢者向け住宅も増加しています。

入居者が少ないのでやむ得ず

サービス付き高齢者向け住宅は非常に多くの数が立てられています。サービス付き高齢者向け住宅と近いものとしては有料老人ホームがありますが、これは県の認可が必要であり、作りたいからといって作れるものでもありません。

そのため、特に認可の必要の無いサービス付き高齢者向け住宅に人気が集まります。

しかし、終身介護ではないこと、ほとんどを自分で行わないといけないことが要因となって、思ったよりも入居者が増えないといった問題が出ています。

そのため、サービスを手厚くして常時の介護員を配置して、特養化を進めてしまうのです。

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過ごすところは食堂になる

特養であれば居室に閉じこもらすということはほとんど行いません。ほとんどの方が部屋からでて食堂で集団的に過ごします。その方が職員も見守りが行いやすいからです。

サービス付き高齢者向け住宅は居室で過ごすことが基本でありますが、これは元気な高齢者向けなのです。

介護が必要になれば随時の見守りが必要になることがありますので、食堂に皆を集めて一斉に見守るという方法を取っていることがあります。

 

入居者を予め要介護に絞って対応をしている

入居者を増やすために、あらかじめ建物の設備、人員などを要介護者向けにしているところがあります。そのようなところはお風呂に大浴場があったり、車いすでも住めるように工夫をして作っていますので、施設の雰囲気は通常のサービス付き高齢者向け住宅と違います。

高齢者は増加してきていますが、あくまでもサービス付き高齢者向け住宅は元気な方向きですので、サービス付き高齢者向け住宅側もいかに高齢者を増加させるのか工夫をしているのです。

施設を効率よく探すには?

高齢者住宅も数が増えてきているので自分に合ったところを探すのはとても大変です。高齢者住宅に入りたいと思っているならこちらから無料で相談しましょう。高齢者住宅に詳しいプロが探してくれます。高齢者住宅についてメリットもデメリットも教えてくれます。

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