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グループホームとは

記事公開日:2015/06/18、 最終更新日:2019/03/27


認知症グループホームとは

グループホームとは

グループホームとは、正式には認知症高齢者グループホームまたは、認知症対応型共同生活介護と呼ばれる介護施設です。運営母体は社会福祉法人、医療法人、NPO、また各民間企業などさまざまです。他の介護施設と大きく異なる点として、まず入居者が要介護状態かつ認知症患者であることが挙げられます。同じように認知症を患った入居者が、5~9人のユニットを構成します。認知症に対する専門的な知識と経験を持ったスタッフのサポートのもと、互いに助け合いながら共同生活を行いながら、自立生活に向けた症状の改善をはかります。介護や機能訓練、各種レクリエーションなどのサービスを受けることができます。

入居しているのは、軽度の認知症患者であり、著しい精神障害や共同生活を乱す異常行動が出てしまった場合、あるいは長期間にわたる医療行為が必要となった際には退居する必要があります。

 

グループホームのメリット・デメリット

メリット デメリット
  • 認知症専門のスタッフがいる
  • 小規模なため、各入居者への目配りが行き届く
  • 機能訓練の設備・ノウハウが充実している
  • 症状が進むと、退去しなければいけない
  • 長期の医療行為が必要となる場合も退去を余儀なくされる
  • 入居までの期間が長くかかりがち

 

グループホームの概要・入居の条件

入所にあたっては、認知症(アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症など)であることを証明する医師の診断書が必要となります。さらに、「65歳以上で要支援2あるいは要介護1以上」「施設のある市町村に住民票があること」が入居の基本的な条件となります。また、そのほかに既往症の有無、共同生活への順応性、資産状況など各グループホームが定める条件があります。

 

注意しておきたいのは、まだ制度そのものが新しいためグループホームの数が少なく、入居まで数か月、長い場合には数年程度の待機期間が必要となる場合があります。グループホームへの入居を考える場合は、複数の介護施設を候補とし、入居までにかかる時間や待機人数などの情報をこまめに把握しておくことをお勧めします。

 

グループホームの費用

入所には、初期費用と月額費用が必要となる場合が多いです。設備やサービスの充実度や地域によって差がありますが、おおむね初期費用は0~百万円、月額利用料は10~20万円に設定されています。

 
グループホームに入居する際には保証金や一時入居金といった費用が必要となることがあります。入居一時金は一定期間内の退去であれば返還されます。

入居一時金が必要ない施設であっても保証金が必要となる場合があります。

 

また、一ヶ月の生活費や施設利用料が自己負担になるのと、介護保険の1割負担を支払っていくことになります。

大体施設に支払う費用と介護サービス利用の費用で一ヶ月に15万円~ほどかかるのが一般的なグループホームに多いといえるでしょう。

さらに、おむつや理美容代、娯楽費といった費用は別途自己負担となります。ある程度余裕をもって予算を組んでおく必要がありそうです。

大体月に20万円ほどあればグループホームで快適に生活できると考えておくといいでしょう。

年金が少ない人や貯蓄が少ない人にとってはグループホームの利用は難しいといえます。

 

特別養護老人ホームは補助金制度や助成制度を利用することができるので要介護の人なら安い費用で入居することが可能です。しかし、グループホームではこのような制度がありません。ただし、介護サービス費が高額になった場合には高額介護サービス費が適用され、支払った自己負担額の一部が返還されます。

 

もしどうしてもグループホームを利用したい場合にはこの高額介護サービス費を活用するのもいいかもしれません。

 

グループホームの設備

居室は、各戸7.43㎡以上の広さを確保することが定められています。このほかに、浴室、トイレなどの共同設備、食堂ならびにリビングとして使用される共同生活室、機能訓練室などが備えられていることが条件とされます。
グループホームは基本的に一人部屋です。共同生活を送る施設とはいえ、相部屋になることはありません。

しかし、利用者によっては1人よりも2人のほうが落ち着く方もいらっしゃいます。そういった場合には相部屋になることがあります。

部屋は4畳半以上でトイレは部屋に付いている場合と施設によっては共同トイレの場合があります。

キッチンや浴室は共同です。

また、医師は常勤していませんが、指定の医療機関があります。様態が変化した時などの緊急時には対応してもらえます。介護施設と連携して夜間に緊急対応してもらえるようにもなっています。

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グループホーム入居の基準

グループホームに入居できる人は「65歳以上の要支援2または要介護1以上の認知症患者」「施設のある市町村に住民票があること」と定められています。

住民票がある地域の施設にしか入居できないのは、グループホームが地域密着型サービスのためです。

 

また、その他にも身の回りのことが自分でできる、感染症にかかっていない、共同生活に適応できるといった条件を求められることもあります。施設によってまちまちなので直接問い合わせることをおすすめします。

 

グループホームで行う事の出来る医療行為とは

グループホームとは、介護士のみが働いており看護師は常駐していないことが多いです。そのため、医療行為ができなく医療行為が必要な高齢者は、病院へ入院することが前提となっていました。しかし、超高齢化社会の我が国において、グループホームの在り方が変わってきています。

グループホームにおいてできる医療行為とは何か、ご紹介いたします。

 

看護師が常駐しているところが増加

医療行為が必要な高齢者が増えている現状、看護師が常駐しているグループホームが増えています。そのため、胃ろうの高齢者もグループホームに入所できるようになりました。胃ろう増設時は、病院で実施することが必要不可欠となりますが、増設後胃瘻への栄養注入等はグループホームでできることになっています。
 

看取りを実施

グループホームは、生活を第一に考えており住み慣れた場所で最期を迎えるという、看取り看護を取り入れている施設が増えています。看取り看護を行う中で、夜間帯は介護職のみとなるため、介護士と医療との連携強化が重要となります。介護職の質の向上を実施し、看護師と医師との連携を図り、看取り看護を行うことが今の時代重要となっています。そのため、癌の末期状態であっても看取り看護を実施しているグループホームでは、医療行為を受けながら生活を送ることができます。

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介護職が、医療行為ができる

医療行為とされていた業務の中で、介護士が実施可能となった医療行為があります。一定の研修を受ければ、痰の吸引や胃ろうの注入などができることになりました。これに伴い、看護師が24時間常駐していなくても、研修を受けたグループホームの介護職員は医療行為を行うことができます。そのため、気管切開をしている高齢者や痰の吸引が必要な高齢者も、その高齢者の状態にもよりますが、グループホームで医療行為を受けながら生活を送ることができる施設が増えています。

 

見学に行ってみましょう

グループホームへの入居を検討しているのであれば一度見学に行くことをおすすめします。ご家族が実際に確認して、本人に合っているかどうかを直接確かめることが重要です。

職員がしっかり働いているか、施設内は明るい雰囲気で清潔かどうかといったことを確認しておくといいでしょう。

 

グループホームでの生活

グループホームは少人数制で認知症の高齢者が共同生活を送るための施設です。介護をしてくれたり日常で必要なことを手伝ってくれるスタッフはいますが、基本的に自分でできることは自分で行い、自立を目指すための施設です。

 

グループホームにもそれぞれ特色があり、その施設によって一日の流れは異なりますが、一例を取り上げてみたいと思います。

 

グループホームAの場合

こちらのグループホームでは起床の時間は人によって異なります。

自分のリズムで起床し、起きたあとも人によって過ごし方は異なります。部屋で1人でゆっくり過ごす方もいれば、リビングに来てみんなとお話をしながら過ごす人もいます。掃除をしたり朝ごはんを作ったりと朝から働いている人もいます。

 

その後朝食です。日によって時間は異なりますが大体7時30分から8時30分くらいの間に朝食が出来上がり、みんなで食べます。朝起きれない人は時間をずらすこともあります。

 

朝ごはんを食べた後も基本的に自由です。ソファーで横になる人もいれば部屋に戻る人もいます。台所で手伝いをする人もいます。

朝ごはんの片付けが終わったらバイタルチェックがあります。

その後も日によってお出かけをしたり、ゆっくりお茶を飲みながらおしゃべりをしたりといった過ごし方です。

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12時にお昼ごはんです。お昼はみんな揃って食べます。

昼食後はテレビをみたり、昼寝をしたりという人もいます。台所で洗い物をしたり、洗濯物をたたむのを手伝ってくれる人もいます。この時間も人それぞれです。一段落するとお風呂の時間になります。スタッフと一緒に買い物に出かける人もいます。

夕飯の準備が始まると台所で数人で協力して準備をします。

18時前後に夕飯を食べ、片付けも数人で協力して行います。一段落するとテレビを見て過ごしたり、お風呂に入ったり、部屋で休んだりと人それぞれです。

就寝時刻も人それぞれ寝たい時間に寝ています。眠れない人はスタッフと一緒に話をしたり、眠たくなるような温かい飲み物を飲んだりして過ごします。

こうしてグループホームでの一日が終わります。

 

その他こんなグループホームもあります

特に何をするか決まっていない施設もあれば毎日レクリエーションをするなど活動が決まっているところもあります。

グループホームBでは朝ごはんの後にリハビリ体操を行います。その後、昼前にレクリエーションもあります。身体を動かしたり、頭を使う活動や口を動かす活動があります。内容は日によって変わります。

 

また、グループホームCでは農作業を取り入れています。敷地内に田んぼや農園があり、入居者は野菜や花の世話をします。収穫した野菜や果物は近所の方と交換しています。また、入居者の家族が畑を借りて好きに使うこともできます。地域住民との交流にもなります。

施設を効率よく探すには?

グループホームに入居したいという場合にはこちらから無料で相談しましょう。グループホームとその他の介護施設の違いがわからない、どんなメリットやデメリットがあるの?費用はどれくらいかかるの?といった疑問もプロに聞いてみましょう。わからないことになんでも答えながら入居先を提案してくれます。

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