異世代共生-介護コラム

高齢者が自分らしい生活を送るためには、家族や周りの人と共に生きる「共生」が大切だとされています。ですが、核家族化の影響により地方で1人暮らしをする高齢者も増えていて、世代間交流が難しくなっているのが現状です。そうした中、新しい取り組みとして、高齢者の家に若者が住むというプロジェクトが行われています。若者にとっては、安価な家賃で生活できますし、高齢者にとっては、生活支援のサポートや安否確認ができるというメリットがあります。ですが、若者が高齢者に依存してしまい、ストレスがたまるという問題も生じています。その他、地域によっては、住民同士の親睦を深めようと昔遊びや夏祭りなどのイベントをすることで世代間の交流をする人も増えてきています。