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相談実例④在宅での生活

田中 美奈

人の役に立ちたい、何かしてあげたいと思う気持ちはこの時にできたと言っても過言ではありません。 それから経験と知識を積み、少しは人の役に立てるような気がしてきました。 お住まいを探されている高齢者が安心して相談をしていただけたらと思います。私たちが寄り添い、生活の場のサポート致します

地域包括支援センターのケアマネージャーから相談がありました。

市営住宅の3階に入居されている女性のAさん。

要支援1でひとり暮らしをされています。年齢は95歳。

身の回りのことは全てご自分でされています。

趣味は買い物に行くことで、週に2~3回、坂道と下り坂の道を30分ぐらいかけて歩いてお店へ行きます。

長時間の移動のため転倒の危険もあります。最近、買い物でお金の計算が難しくなってきており、自分での管理が難しいことと、今後の在宅での生活が心配とのことで相談内容でした。

ご家族様も遠くにいる為、何かあってからの対応が難しいとのことでした。

希望ニーズとして

要支援1、自立されているがお金の管理が難しいことと、自炊していたが最近食事がおいしく感じないのでおいしいものを朝昼晩食べて元気になりたい。趣味の買い物に行ける環境の所がいいとのことでした。

また、娘さまの住んでいる場所の近くの老人ホームなら面会に足を運びやすいとも言われていました。

その結果、ふたつの住宅型有料老人ホームの提案をしました。

Aさんの身体状況や経済状況などいろいろな事を検討すると住宅型有料老人ホームがいいのではと思い、Aさんにお話ししました。

するとすぐにでもホームを見学したいと言われその翌週に行ってきました。高齢ということもあり、親戚のかたに同行していただきご自宅からは少し遠い有料老人ホーム2カ所見学行いました。

どのホームも気に入ら迷っていましたが、やはり趣味の買い物ができる環境があるホームに決められました。

ふたつの老人ホームに大きな違いはみられずただ買い物ができる環境をAさんが自ら選んだのでした。

ホーム見学後、Aさんは安心したのか食欲が出てきてあんぱんとおにぎりを食べられ「おいしいね」と笑顔がみられました。

私もその顔をみて自然と笑顔になりました。帰りの車の中は老人ホーム入居のことで話が盛り上がりました。

後日、遠方にいる娘様と同行された親戚の方とよく話合いをされ、前向きに入居される予定です。

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