これからの夏場の健康を維持するためには、体力維持効果のあるタンパク質や疲労回復効果の高いビタミンを摂取することが大切です。
タンパク質の食品とは……
・肉
・魚
・卵
・豆・豆製品
タンパク質は、体内に貯蔵することができないので健康な体を維持するためには食事の中に毎日取り入れることが大切です。
1日分の目安としては、魚1切れ、肉1切れ(薄切り肉なら2~3枚)、卵1個、納豆1パックか豆腐1/3丁ぐらいです。なるべく魚中心の食生活にして、肉を使う場合は脂肪が少ない部位をおすすめします。
ただ、摂りすぎてしまうと肥満につながることになるので、一度にたくさん食べるのではなく、「適量」を継続して食べるようにしましょう。
ビタミンB1とは……
・豚肉
・レバー
・うなぎ
・胚芽米・全粒粉など
・豆類
ビタミンB1は疲労回復ビタミンとも呼ばれ疲れにくい体を作ってくれます。
記憶力を向上させる働きがあることから高齢者の痴呆症予防に有効とも言われている。
私たちが普段食べているお米にもビタミンB1が多く含まれています。
予備知識コーナー
夏野菜でクールダウンするのもいいですよ!
瑞々しい夏の自然の恵みの夏野菜には体の熱をクールダウンさせてくれる働きがあります。
またビタミンも豊富の夏を乗り切る清涼感も与えてくれるものです。
・ゴーヤ
・オクラ
・トマト
・きゅうり
・枝豆
・なす
・ピーマン
・トウモロコシ
・ニラなど
豊富な野菜があります。
高齢者の夏の体は少しの油断で体力が低下しやすくなるものです。
夏バテの症状にも時間がかかることが多く体力の衰えや症状が重篤化しやすいのが特徴だと思います。
是非ご家族が注意して見守ってあげてください。そしてできるだけ自然に食事から充分な栄養がしっかりと摂れるように配慮してあげて下さいね。
是非この過酷な夏を乗り切りましょう。