地域の高齢者を守る宅老所

地域の高齢者を守る宅老所

宅老所とは高齢者が利用する寄合所です。

現在宅老所と明記しているところは非常に少なく、活き活きセンター、高齢者寄合所などといったように土地や場所によって名称が変わってきます。

宅老所は地域の高齢者が安全に健やかに過ごすためには欠かせないものであり、国などから推進されているものです。

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・介護保険は適用外

宅老所は地域のものですので、介護保険は適用されません。介護保険が適用されないということはメリットもあります。

比較的自由に建てることができる、サービスが自由というメリットがあります。もちろんデメリットもあり、宅老所としての収入が難しい、人員の確保が難しいというデメリットがあります。

また、自治体が支援しているところでは、資金をある程度補助してくれているようですが、全体的にはまだそのようなところは少ないようです。

宅老所の一番良いところとしては、誰でも参加できるという点です。介護保険は基本的に65歳以上でしか対応はできませんが、宅老所は介護保険適用外ですので、どなたでも来ることができます。

そのため、場所によっては高齢者も若者も、子供も来られるような地域の寄合所になっているところもあります。

・宅老所では何をするのか

宅老所では決まったサービスは実施されていません。どんなことをしても良いからです。

多くの宅老所では健康体操や簡単なもの作り、食事提供（実費）などがあります。

場合によっては高齢者を集めて遠足に行くこともあるようです。

開催している時間は〇曜日、毎月第１木曜日などといったように開催されている時間や回数も場所によって違います。

・高齢者で高齢者を支える

宅老所で働くスタッフの多くは高齢者です。退職をして時間が余っている人、高齢者のために何かをしたいと考えている方が、無償で働いていることが多いのです。

高齢者が高齢者を支え、支えていた高齢者に支援が必要になれば別の高齢者が支えるといった構造を期待されています。

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