年金制度は複雑ですがまずはポイントを知ることが大切
記事公開日:2015/07/24、 最終更新日:2018/07/24
年金制度は複雑ですがまずはポイントを知ることが大切
年金制度は複雑ですが年金に対して関心が高まっているのも事実です。
日々の生活の中で起こる、もしもの時に安心できるかどうか・・年金はそんな時の力強いパートナーです。
しかし、高齢化社会が進んでいる中で年金に対する色々なニュースなどを見て不安に感じる方も少なくはないのではないでしょうか。
年金制度は原則、世の中の変化にあわせて少なくとも5年毎に大きな改正を行っています。難しいな・・と感じる年金のしくみですがポイントを知っているだけでより有効に活用ができるはずです。
老齢基礎年金の受給資格
■加入期間が足りないと受け取りが出来ない可能性がある
国民年金は強制加入が義務付けられていますが、65歳から老齢基礎年金をもらうためには、25年の加入期間が必要です。つまり、最低でも25年の加入期間がないと、老後の年金は1円ももらえず、支払った保険料も掛け捨てになってしまいます。
これには国民年金保険料を納めた期間、「保険料納付済期間」の他に、保険料の免除制度の適用を受けた期間、「保険料免除期間」を合わせた期間が25年必要です。
また、以前は各年金が別々に運営されていましたが、昭和60年に全て共通の基礎年金となったので、昭和36年から60年までの厚生年金や共済年金などほかの公的年金への加入期間もプラスされます。
これらの合算期間が25年に満たない場合には、「合算対象期間(通称「カラ期間」)」を加えることが可能です。
この保険料を納付した期間は、「保険料納付済期間」と呼ばれ、老齢年金の額を計算するときにも反映されます。
※但し、今後は年金受給資格を得る加入期間について25年から10年に引き下げる法律改正も実施されます。これは25年加入していないと1円も年金をもらえない仕組みは改め、10年以上であれば加入期間と納付履歴に応じた年金を支払うように見直すものです。
国民年金に加入できる年齢は原則60歳までとなっております。
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年金加入記録の調べ方
■年金事務所の窓口で調べてもらう
年金手帳を持参して年金事務所(全国どこの年金事務所でもOK)に行くと、年金の加入記録を調べてもらうことができます。会社に年金手帳を預けている人は、年金手帳に記されている「基礎年金番号」を確認し、免許証など身分証明書を持っていくだけでも、調べてもらうことができます
■電話相談を利用する
日本年金機構では、ねんきんダイヤルで電話相談を受け付けています。
■ねんきんネットを利用する
平成23年2月から日本年金機構では新しいサービスとして「ねんきんネット」を開設しました。ねんきんネットはWebサイトでいつでも年金の加入記録を確認できるサービスですが、利用に際してユーザIDとパスワードが必要になります。ユーザIDの発行は日本年金機構のHPより申込を行い、1週間ほどで発行されたユーザIDが郵送されます。
今のうちに年金制度に関心を持ち、ある程度の基礎知識は身につけていくようにしましょう。
施設を効率よく探すには?
介護保険や年金のことは難しく複雑なことも多いです。老人ホーム入居するにあたってわからないことをクリアにしながら入居先を見つけたいという場合にはこちらから無料相談可能です。こんな予算でも入居できるの?こんな条件でも大丈夫?などの疑問がある場合にもまずはプロに相談してみましょう。
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