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認知症と仮性認知症の違いとは?

記事公開日:2015/12/24、 最終更新日:2019/01/17


認知症と間違えられる仮性認知症とは

高齢になると多くの方が人の名前を思い出せないなど物忘れを自覚するようになります。中には認知症なのではと心配されている方もいることでしょう。実は認知症に似た症状がある場合でも認知症ではなく他に原因がある場合があります。

 

仮性認知症

認知症ではないにもかかわらず他の原因によって認知症に似た症状が出ることを仮性認知症と言います。仮性認知症の原因にはうつ病、薬による副作用、意識障害などがあります。原因としてもっとも多いのはうつ病で、「うつ病性仮性認知症」と言われます。

うつ病性仮性認知症は高齢者のうつ病にしばしば見られ、うつ症状により注意力・集中力の低下、判断力の低下といった認知症と共通した症状が見られます。認知症は脳そのものが障害される器質性障害ですが、うつ病性仮性認知症は脳そのものには障害はなく、うつ病の軽快とともに改善させることができます。

 

高齢者はうつ病になりやすい

仮性認知症が注目されている背景に高齢者が若い人と比べてうつ病になりやすいことがあげられます。高齢になると個人差はあるものの誰しも身体機能や認知機能が低下し、自分でで出来ないことが増えていきます。また、仕事をやめることで社会とのつながりがなくなり、自分は社会に必要とされていない存在なのではないかと感じるようになり気分が落ち込んでしまいます。

また、周囲の方との別れもうつ病を発症する大きな原因です。愛する家族に先立たれたり、友人が無くなったり、健康を害することで人との触れ合いが少なくなることで孤独感を感じるようになりうつ病になるケースもあります。うつ病は長引くにつれて症状が悪化し、認知機能や判断力の低下、意欲の低下など認知症と似たような症状が見られるようになります。

 

一般的な認知症とうつ病性仮性認知症の違い

一般的な認知症とうつ病性仮性認知症の違いには以下のようなものがあります。

 

 

症状 うつ病性仮性認知症 認知症
物忘れの自覚 あり 少ない
物忘れを深刻にとらえる あり 少ない
物忘れへの姿勢 誇張することが多い 取り繕うことが多い
気分の落ち込み あり 少ない
妄想所見 心気妄想が多い 物取られ妄想などが多い
脳画像所見 異常なし 異常あり
抗うつ薬治療 有効 無効

 

認知症の場合にはうつとは違って明らかに憂うつな表情をしている、元気がないといった症状がみられるわけではなく、むしろ徘徊をしたり大きな声を出したりと活動的になる場合があります。一方で、うつ病性仮性認知症の場合にはすべての人に気分の落ち込みが見られ、思考の停止や行動力の低下が見られます

認知症は脳の器質的障害のため、画像検査をすれば脳梗塞のこん跡や脳の萎縮、脳質の拡大などの画像所見が見られます。うつ病性仮性認知症の場合には脳に器質的な障害はないため、画像所見では異常は見られません。

また、うつ病性仮性認知症には治療薬が有効です。認知症の場合は抗うつ薬は効果がないことが多いですが、うつ病性仮性認知症には効果があるため早期発見・早期治療が症状を悪化させない為の大事なポイントとなります。

 

認知症とうつ病性認知症との鑑別診断

認知症とうつ病性認知症との鑑別診断は医師でも難しいと言われています。鑑別は問診による症状の把握からはじまり、以下のような検査がおこなわれるのが一般的です。

①CT・MRI検査

CTやMRIを使って脳の断面図を画像診断します。脳梗塞の有無や脳の萎縮、脳室の拡大などがないかを調べます。

②脳血流シンチグラフィ

脳の血流状態を画像で見ることができる検査です。認知症では脳の血流が低下しているため、うつ病性仮性認知症との鑑別に使えます。検査では脳のどの部位の血流が低下しているのかが判断できるので認知症タイプの診断にも有効です。

③認知機能検査

脳機能をチェックする検査です。医師が「あなたは何歳ですか」「知っている野菜を出来るだけたくさんあげてください」といった質問をし、得点によって認知機能を検査します。うつ病でも得点が低下するケースもあるので、点数が低いことだけで認知症と確定することにはならないので注意が必要です。

 

うつ病性仮性認知症は放っておくと認知症に移行する恐れがある

うつ病性仮性認知症と認知症は違うものであることを説明しましたが、うつ病性仮性認知症は悪化すると本当の認知症に悪化する可能性が高いと言われています。臨床現場や介護現場で働いているとうつ病になったのをきっかけに認知機能が急激に低下し、認知症を発症する方を多くみかけます。

うつ病性仮性認知症から認知症への移行については調査がおこなわれており、調査によると1年では約3%、2年では12%、3年では50%以上、8年ともなると89%以上が認知症に移行したと報告されています。認知症になってからでは改善は見込めないため早期に治療を開始することが大事なのがわかります。

認知症にはいくつかの種類がありますが、うつ病性仮性認知症から移行しやすいと言われているのが「レビー小体型認知症」です。アルツハイマー型認知症に次いで2番目に多いといわれている認知症で幻視症状や手が震える、動作が緩慢になるといったパーキンソン症状が見られます。

うつ病性仮性認知症は早期発見・早期治療が重要

説明したようにうつ病性仮性認知症は放っておくと本当の認知症に移行する可能性が高いです。そのため、症状が見られた場合には認知症の前触れととらえ、早期治療につなげることが重要です。本人が対処することは難しいため周囲がサインに気づき医療機関を受診させることが必要です。周囲が気をつけるべきサインには以下のようなものがあります。

• 習慣だったことが出来なくなる
• 無口になりボーっとしている時間が増える
• 趣味や好きなことへの興味がなくなる
• 体の不調を訴えるものの異常は見られない
• 死にたい気持ちを訴える

高齢者のうつ病に対しては多くの方が「年のせいだろう」ですませてしまっているのではないでしょうか。そのことが受診を遅らせることになり症状の悪化につながります。ふだんと違うなと感じたら医師の診察を受けてみることをおすすめします。

うつ病性仮性認知症への治療には薬物療法が有効なほか、予防のためには脳に刺激を与えながらおこなうウォーキングなどの有酸素運動が効果的と言われています。おすすめなのは川柳を考えながら散歩をすることで、季語や5・7・5といった文字数を考えながら歩くことで集中力や注意力を高める効果が期待できます。

 

薬物性の仮性認知症にも注意

うつ病性仮性認知症を中心に説明しましたが、仮性認知症には薬の副作用が原因で起こるものもあります。高齢者は複数の薬を服用していることが多く、6種類以上を服用すると副作用のリスクが高まると言われています。特に睡眠薬など脳の活動を抑える薬は認知症に似た副作用が起こりやすく、ふらつきや転倒、物忘れ、うつ、せん妄、食欲低下などの症状が見られます。副作用をそのままにして同じように薬を服用していると認知症の発症や認知症の進行につながると言われています。

薬の副作用による仮性認知症を防ぐ一番の方法はお薬手帳を1冊にまとめ、薬を一括管理することです。複数の医療機関や薬局を利用しており、服用している薬の情報が共有されなければ間違った処方がおこなわれる可能性は高くなります。薬物性の仮性認知症を予防するためには薬とうまく付き合う患者力が必要と言えそうです。

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