介護うつ-介護コラム

介護と向き合う家族などがかかりやすい病気のひとつが介護うつです。なにをするにもやる気がない、憂鬱な気分が続くといった初期症状が発症し、不眠症や集中力の低下、そして進行すると自殺する場合もあるといわれています。原因は様々ですが、責任感が強い人や真面目な人、気配りができる人などがかかりやすい傾向にあり、高齢者の介護を責任もってやろうとしている人に多いとされています。治療としては、薬物療法などが挙げられます。高齢者の増加に伴い介護うつになる家族も増えています。介護うつにならないためには、介護を自分で抱え込もうとせずに周りの人に頼ったり、相談したりすることが大切だといわれている他、また介護の専門家などにもアドバイスを受けることも有効です。