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認知症高齢者の接し方とプライバシー保護についてその④

田中 美奈

人の役に立ちたい、何かしてあげたいと思う気持ちはこの時にできたと言っても過言ではありません。 それから経験と知識を積み、少しは人の役に立てるような気がしてきました。 お住まいを探されている高齢者が安心して相談をしていただけたらと思います。私たちが寄り添い、生活の場のサポート致します

認知症の方への接し方について

認知症といってもどの人もみな同じ状態になるわけではありません。その方を「認知症」とひと括りにするのではなくその方の背景を個別に探ることが大事です。

認知症ケアの視点が変わる5つのポイント

 

高齢者

1.寄り添わない

2.自分を知ってもらう

3.話さない

4.相手に合わせる

5.五感に訴える

相手に合わせる

相手のテンポに合わせる、相手が発する言葉を多く引用するときはひたすら聴く姿勢に徹する。

認知症の方は自分を理解して接してくれる人を頼りにしています。

認知症が進行するとさっき話した内容を忘れて、何度も同じ話をしてしまいます。

会話

“人として向き合う”

「相手に合わせる」ということは、目の前にいる方の言うことをうのみにして、願いをかなえるということではなく、対等な関係が存在している者同士としてしっかり向き合ってほしいということです。

混乱したりストレスを感じないように、別の方向に仕向けることが必要な時もありますが、別の視点で環境と道具を用意して、人として本来持つ喜怒哀楽の中で生きるということを感じることができれば、「認知症高齢者」ではない「人」の輪郭が見えてくると思います。

次回は最後その⑤について説明します。

 

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