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相談実例⑥ ~退院後の在宅での生活が難しい場合~

田中 美奈

人の役に立ちたい、何かしてあげたいと思う気持ちはこの時にできたと言っても過言ではありません。 それから経験と知識を積み、少しは人の役に立てるような気がしてきました。 お住まいを探されている高齢者が安心して相談をしていただけたらと思います。私たちが寄り添い、生活の場のサポート致します

病院のソーシャルワーカーから相談がありました。

病院に入院中の、女性の70代後半のTさん。

退院後の在宅での生活が難しいため老人ホーム入居のご相談がありました。

ですが本人様はあまり気が乗らず、自宅で暮らしてみたいと希望があったのですが

何度の話し合いの末ようやく重い腰を上げてくれました。

Tさんは要介護3、おひとりで自宅にて生活をされていました。

転倒され左大腿骨天子部骨折にて入院をされていて自宅では何度も転倒されていたり

めまい症もあり今後自宅での生活は難しく、安全を考え施設で目の行き届く環境にと、家族の要望でした。

入院から3カ月近く経っており、Tさんは帰りたい一心でした。

一度でいいから帰りたいとの思いを叶えたいと家族からも要望がありました。

Tさんは在宅では週に何度かデイサービスを利用され、身の回りのこともなんとかひとりで生活をされていました。

入院中は頑張ってリハビリをされ歩行器での歩行が可能になりました。

家族がとても協力的だったので、頻繁に様子を見に行ける範囲内で探して欲しい事、ひとりの時間が欲しい事、Tさんが自由に買い物に行くことを踏まえて提3つの施設を提案致しました。

「住宅型有料老人ホーム」

「介護付き有料老人ホーム」

「サービス付き高齢者向け住宅」です。

3施設とも介護サービスが違う為、家族・Tさんの今までの生活スタイルに合った施設を見学していただいて選んでもらうことにしました。

まずはTさん以外の家族だけで見学をされ検討されました。

2回目の見学の時、病院の外出許可をもらい午前中に自宅へ戻られ午後より施設見学を行いました。

結果、サービス付き高齢者向け住宅を選ばれました。

理由を伺うとひとりの時間が確保できること、家族の出入りが便利な事や今までの住んでいた場所に近いことでした。

そして何よりTさんが自身で施設を見られ、納得されたのが一番だったと思います。

 

新生活のスタートを迎えるにあたってTさんと家族で楽しそうに希望を胸に膨らませているようでした。

介護サービスの面は、これから居宅のケアマネージャーさんと決めていかれるということでした。

 

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