日本認知症学会について

日本認知症学会とは

日本認知症学会は1982年に設立された認知症に関する研究成果を発表する学会です。2005年に今の名称に変更されました。主な活動は学術集会の開催と学会誌の発行です。

認知症についての研究が国内でさらに進歩発展することが日本認知症学会の狙いです。基本的には会員のための集まりがメインですが、非会員でも参加できる集会もあります。

例えば、認知症研究を知る若手研究者の集まりというものも定期的に開催されています。これは認知症研究に興味のある若手研究者であれば会員非会員問わず誰でも無料で参加できます。

また、学生であっても認知症研究に携わっている人であれば会員になることができます。平成25年から年会費の学生割引がスタートしました。学生でも入会しやすくなりました。

専門医制度について

日本認知症学会では専門医制度を設けています。

会員の中で認知症診療において十分知識と経験を持っており、学会での審査に合格した医師を認知症学会専門医として認定しています。

専門医に認定された人は学会のWEBサイトで公開されています。専門医を探したい人はこちらから探してみるのがいいかもしれません。一定の基準を満たした信頼できるお医者さんを探すことができます。

認定を受けるための手続きは一年に一回、4月1日～5月31日の間に受付してもらえます。

認定を受けられる人は3年以上連続して会の会員になっていること、認知症の専門医であることなどの要件が定められています。詳しいことは会員になってから会員ページで確認することができます。

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会員になるために

日本認知症学会の会員になりたい場合には事務局に書類を提出すれば会員になることができます。

入会希望の旨と、所属、名前、入会書式一式を郵送する住所を記載したファックスを事務所宛に送ります。すると1～2週間以内に入会書式一式が届きますので、必要事項を記載して郵送します。

また、入会に際しては学会役員、名誉会員1名からの推薦が必要です。役員と名誉会員の一覧は入会書式とともに送られてきます。

入会書式に必要事項を記載して、事務局に返送してから学術集会の際に行われる理事会にて入会の承認が行われます。

必要事項が正しく記載された入会申込書が事務局に届いた日が入会日となり、会員歴はそこから年度単位で計算されていきます。年度末に入会を希望する場合には余裕をもって書類を提出するようにしましょう。

会員費の振込は入会申し込み書が届いた後に振込用紙が送付されますので、それから振込可能となります。