失敗しない老後の生活

失敗しない老後の生活

医療の発展、環境や設備の充実化などさまざまな進歩が私たちに与えたのは超高齢化社会という現実です。今の寿命は男性85歳、女性88歳と過去最高を記録しています。女性に関しては世界一の長寿です。65歳で定年してから約20年、どんな生活をしていくのでしょうか。

①理想と現実

現役世代の誰もが夢見るのは、穏やかでゆったりとした老後ではないでしょうか。しかし、実際に老後を送る高齢者の半数近くが少ない年金のみで切り詰めた生活を余儀なくされています。中には電気もガスも止められて、病院にも行けないという方もいるのです。
年金は年々減額されており、今後はこのような高齢者が増加することが予測できます。

②老後破産に陥る原因

１番の原因は、労働収入額の低下です。収入は減っても子供の教育費や生活費は変わらず必要なため、貯蓄に回すことができずに老後を迎えた世代が今の高齢者なのです。
今の現役世代はさらに年金の受給額が減ると予想されており、同様に老後破産に陥ることが予測されます。特に心配なのは、30代後半以降に35年の住宅ローンでマイホームを購入した場合です。35歳で購入したら払い終わるのは70歳です。現役を引退してから年金すらもらえない空白の数年間をどう過ごすのでしょう。
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③どんなことも計画

老後破産に陥らないためには、まず、自分の経済状態を把握することです。そして、収支を見直し浪費をやめて、すこしでも節約する方法を学び実行します。節約することで少し余裕が出てきた分を貯金や投資に回して老後資金を貯めていくのです。
これこそライフプランですね。節約や貯金は苦痛になったり、夫婦の喧嘩の元にもなりやすいです。でも楽しく節約して貯金する方法がたくさんあります。自宅からコーヒーをポットに入れて仕事に行く朝は、キッチンの貯金箱に100円を入れるのが私の習慣です。毎朝の日課だったコンビニで100円のコーヒーを買ったつもり貯金です。こんな風に無理なく楽しい老後のために今が頑張る時です。

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