先日、入居された方の状況確認とお話をしに老人ホームへ行きました。
Aさんは要介護3で主な移動は車イス。居室内はなんとか歩行ができるため、少しでも移動が楽になるように、福祉用具貸与にて手すりを設置しました。
床と天井の突っ張りタイプの手すりと床に置くだけの物の2種類です。
ベッドからトイレ洗面所までの動線確保のためです。
そのおかげで車イスに乗ることなく手すりをつたってご自分の意思でトイレにいくことができるようになりました。
福祉用具をいれることによってのメリット・デメリットもあります。
手すりを置くことによって居室が狭くなったり、横に長い手すりを物干し代わりに使ったりなど本来の使用目的と別の使い方をするのは危険です。
転倒も充分視野にいれておかなければなりません。
また手すりの種類もたくさんあります。その方にあった物を選ぶことや取り付け(設置)の仕方も様々です。
介護保険制度の利用となりますので詳しくは担当のケアマネさんに尋ねてみてください。