各老人ホームを社長が始めたきっかけは色々な理由がありますが、話をお聞きしていると、色々な理由があることを聞きます。
ある社長は元々は異業種の事業をされていたのですが、ご自身のお母様が老人ホームに入居され、何度か通う度に色々と不満を感じることが出てきたそうです。
全体の雰囲気、入居者の表情、スタッフの言葉使い、食事の内容……など多くの点が日々気になってきたそうです。
普段から3つの会社を経営されているパワフルな女性社長ですので、思い立ったらすぐ行動されて今年の3月にとうとう完成し、自社での運営が始まりました。半年たって順調に入居者様が増えています。
建物のインテリアや家具も全体に気を配って、居心地の良い空間を作ろうとされていることが伝わってきます。
先日伺った時にも、常に入居者の方をエレベーター前で見かける度に、走って行って声をかけていました。
健康管理の為のこまめなバイタルチェック(血圧、脈拍、体温など)を行い、スタッフの知識やレベルを上げるために外部からの専門講師や看護師や医師招いての研修を行っているそうです。
また、少しでも楽しく過ごしてもらえるように落語、歌、メイク、オカリナ演奏などのイベントもご自身の人脈をフルに活用して行っています。
良いところに入ったねと家族や友達から言ってもらえる老人ホームにする事が設立当初からの目標との事です。
その他にも、老人ホームの中に良い雰囲気を感じる所は、必ず社長や施設長の思いが入っていて、スタッフも同じ価値観を持って進んでいるケースが多い気がします。
多くの時間を過ごす場所ですから、しっかりと選んで下さい。