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高齢者の怖い病気①『誤嚥性肺炎』

ウチシルベ大阪本部

ウチシルベ大阪本部です。オフィスでの日常の一コマや入居相談実例、新規オープンの施設情報などを発信していきます。

高齢者にとって肺炎はとても怖い病気です。肺炎が原因で命に関わることもあり、日常生活でのご本人やご家族にとって、理解を深め日常管理をしていかなければならない課題です。

○誤嚥とは・・・

正常な嚥下(飲む込み)の行為において、気管に食物や唾液、胃液などが入ってしまうことをいいます。

起きて食事中に食物が誤って入ることに関しては、まだその場でむせて気付きやすいものです。

s_むせる

怖いのが就寝中に唾液などが知らず知らずに気管に入りこんでしまっている場合です。

s_就寝中

○誤嚥性肺炎になると・・・

誤嚥になり、異物やウイルス、細菌が肺にはいってしまい、それが元で肺炎を起こすことを誤嚥性肺炎といいます。

s_誤嚥性肺炎

抗生物質で肺炎そのものは治癒出来たとしても、誤嚥そのものは治癒出来ない場合も多く、治療過程で抗生物質の耐性菌ができ、その後に抗生物質が効きづらくなることも多く、治療が困難になる場合も多々あります。

s_耐性菌

その為、頻繁な再発に対処することが出来ずに、死に至るケースがあるということが大変恐ろしい病気としてあげられている原因です。

 

○誤嚥性肺炎を予防するには・・・

①口腔内を清潔に保つ

食事の後は歯を磨く、うがいをする等、口腔内を常に清潔に保つように心掛けましょう。

最近は湿度が高く、適度な温度が保たれている環境が大好きです。口腔内に細菌を増やさないようにすることが最も大切です。

s_うがい

 

②嚥下機能を保つ(改善させる)

嚥下機能(物を飲み込む動作)が上手くいかないことを嚥下障害といいます。これが誤嚥性肺炎の原因となります。この機能を維持・改善することが大変重要になります。

s_嚥下障害

③胃液の逆流を防ぐ

食事中、食後の姿勢に気を付ける。ゲップや胸やけがある場合に胃液の逆流が起こったりします。それによって誤嚥性肺炎を招くこともあります。

座位が保てる場合は、食後1~2時間ぐらいは座った姿勢で安全な消化を助けましょう。

s_座る

毎日のちょっとした習慣で防ぐことが出来る病気です。

また、一度引き起こしてしまうと繰り返してしまいがちな病気であり、命に関わる危険性も高い病気なので、普段からの予防を心掛けましょう。

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