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高齢者にとって『夏の危険③ 夏バテ』

ウチシルベ大阪本部

ウチシルベ大阪本部です。オフィスでの日常の一コマや入居相談実例、新規オープンの施設情報などを発信していきます。

夏バテは定義するのがむずかしい症状ですね。“だるい”“食欲不振”“脱力感”など、若い人でも大なり小なり夏には感じるものでしょう。

s_夏バテ

高齢者にとっては夏バテを引き起こすと重大な健康問題につながりかねないので、注意が必要です。

以前に『夏の危険』としてご紹介させて頂きました熱中症や食中毒も、体力が万全な状態にあれば平気だったりするからです。

s_夏バテ
s_熱中症

 

夏バテにならない為には、その原因を理解して避けることが一番です!

以下に、『夏バテの原因』をまとめてみました。

水分・ミネラル不足』

夏は気温の上昇によって、体内の温度を下げようとして、大量の汗が放出されます。それと同時に水分とミネラルも体外に放出されてしまいます。それによって、身体は脱水症状を起こしたり、体調不良へと繋がります。

s_脱水

 

消化機能の低下と栄養不足

暑さによって、消化機能が低下しがちになります。原因は色々ありますが、冷たい飲み物を飲むことによって、胃腸を冷やしてしまうことも原因の1つです。

そうすると、同じように口から栄養分を入れていても、吸収が悪くなりがちです。栄養の吸収が悪くなるということは、ビタミン・ミネラル・たんぱく質など必要な栄養素が不足して、夏バテの典型的な症状が出やすくなります。

s_消化不良

 

気温差による自律神経の乱れ

冷房がきいた室内から、猛暑の屋外へ出ると、立ちくらみや眩暈がすることがあります。これは気温差に対応しようとする自律神経が気温差に耐えられなくなり、自律神経失調症の1歩手前のような状態になっているのかもしれません。

自律神経が乱れると体中の様々な箇所に支障が出てくるので要注意です。

s_自律神経

夏バテの対策は“バランスが肝心”です。

“水分をこまめに摂る”ことは大事ですが、冷たい物をあまり摂りすぎるのはお勧めしません。できれば常温のものを何度かに分けて摂取する心掛けが大切です。

“温度管理”も重要です。暑いからといって、エアコンをガンガンかけることはNGです。

そして、やっぱり日常のバランスが取れたお食事を召し上がることは重要です。毎日のことですので、普段から心掛けましょう。

s_バランス良い食事

高齢者住宅(老人ホーム)に入居して、『以前より元気になった』『体調が良くなった』という話は本当によく聞くのですが、これらも日常の食生活が大きく影響していると言えるでしょう。

 

s_元気

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