LGBT向けの老人ホームが盛況らしい

スウェーデンにオープンしたLGBT向け老人ホーム

スウェーデンに2013年、LGBTの方向けの老人ホームがオープンしました。この老人ホーム、現在では入居待ちが100人を超える大人気の高齢者施設となっています。

LGBTの老後

LGBTとは「レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー」の頭文字をとった言葉で、最近では同性婚が認められている国や社会的に受け入れる姿勢をとっている自治体も生まれています。一般的に認知されてきている言葉です。

昔に比べて理解が進んできてはいるものの、LGBTの方にとって老後の生活や住まいに関して大きな不安はあるようです。

このようなLGBTの方向けの老人ホームが生まれたことによってそういったマイノリティの方も安心して暮らせるコミュニティづくりや社会の仕組みづくりのモデルケースとなるのではと考えられています。

この老人ホームはストックホルム近郊にあります。全8階建てで上の3フロアがLGBTの方専用となっています。全部で27部屋あり、入居者の過半数は男性とのことです。

スウェーデンはヨーロッパの中でも特にLGBTの方の権利が守られている国といわれています。このような老人ホームが今後さらに増えていくかもしれません。

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日本でも

スウェーデンのほか、アメリカやドイツ、イギリスなど世界に目を向けるとゲイや性的マイノリティーの方向けの高齢者施設というのはいくつか作られているのです。

そして、なんと日本でもLGBTの方に配慮した高齢者向け施設の建設がすすめられているそうです。既にLGBTにやさしいシェアハウスなどは存在していますので高齢者施設があってもおかしくはないですよね。

LGBTの方でもパートナーも子どももいない方もいます。また、パートナーと一緒に暮らしている方でも結婚が認められていないので異性カップルと比べると社会保障が心もとないという不安があります。

そうした方たちにとって同じような境遇の方や理解のある方と一緒に生活できることは大きな心の支えになるでしょう。普通の老人ホームではカミングアウトできずに苦しんでいる方もLGBTフレンドリーな施設ならのびのびと生活することができそうです。

施設を効率よく探すには？

高齢者のための住まいで困ったことがあればこちらから無料で相談してみましょう。老人ホームのプロが相談にのってくれます。条件にあった老人ホームを見つけてくれるので要望をまずはなんでも伝えてみましょう。