国民生活センターに多い高齢者の相談

国民生活センターに多い高齢者の相談

国民生活センターは生活に関する様々な問題の相談を受ける法人であり、数多くの方が相談をしています。特に高齢者になりますと、高齢者を狙った詐欺まがいのことが多発していますので、高齢者が国民生活センターに相談することが多いと言われています。

高齢者が相談している内容としては、どのようなものがあるのでしょうか？代表的なものについてご紹介していきます。

①認知症を狙った悪質な販売

認知症になってしまいますと適切な判断ができない、物事を忘れてしまいますので継続的な判断ができにくくなってしまいます。そういった高齢者を狙った詐欺販売業者が非常に多く、数多くの認知症高齢者が騙されて多額の契約を結んでいます。

それを発見した家族などが国民生活センターに相談をしているようです。

また、詐欺業者からしてみれば、認知症の高齢者をあえて狙って営業をかけるように指示している会社もあるぐらいで、認知症の方を守る取り組みが必要となっています。

クーリングオフという制度がありますが、期間が経ってしまう、すでに支払いをしている場合は解約をする、取り返すことが難しくなっていますので、そういった方が周りにいる場合はコマメに声をかけるのが良いでしょう。

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②調理中の火事

高齢者になると、火事などになるからといった理由でガスコンロをＩＨに変更している方が非常に多いですが、それが反対に火事に繋がることで国民生活センターに相談をしている方が多いです。

ＩＨはガスコンロに比べて視覚での判断がしにくいです。ガスコンロであれば火がついている、ついていないだけで判断をすることができますが、ＩＨの場合はそういった判断が難しく、電気が通っていないと勘違いをして空焚きをしてしまうなどといったことが理由で火事を起こしてしまう場合があります。

③多数は金銭トラブルによるもの

高齢者が相談してくる中のほとんどが金銭的なトラブルに関するものです。

身近に高齢者がいる場合、家族に高齢者がいる場合は、そういったトラブルに巻き込まれていないか定期的に声掛けをするようにしましょう。

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