平塚市、人工肛門・ストーマの老人ホーム・高齢者向け住宅 52件

平塚市の老人ホームの特徴

平塚市の総人口は260,780人。そのうち平塚市に住む65歳以上の高齢者はおよそ5万5千人と全人口の約21％を占めています。

平塚市に有料老人ホームは34施設、サ高住は8施設、グループホームが16施設となっています。高齢化が高まっている地域というだけあって近年続々と高齢者向け施設の建設が進められています。また、特別養護老人ホーム（特養）の数は11施設で定員は935人。介護老人保健施設（老健）は5施設で定員は444人となっています。平塚市の要介護認定者は全部で8,110人いますので介護保険施設に入居できない要介護者は12％ほどです。今後ますます高齢者施設のニーズが高まっていくと予想されるエリアです。
（2017年1月時点のデータを使用しています。）

平塚市の高齢化率

平塚市の高齢化率は全国平均に近づいており、高齢化が高まっている地域です。今後も高齢化はさらに高まると予想されています。団塊の世代が75歳以上に突入する平成37年には高齢者人口は7万2千人に、そして75歳以上の後期高齢者人口は4万3千人になると推計されています。
このような社会においても高齢者が変わらず住み慣れた地域で生活を続けていけるよう、平塚市では地域包括ケアシステムの構築に数年前から取り組んでいます。
平塚市では高齢者の生活を支援するため、様々な形で支援に取り組んでいます。
例えば、一人暮らしの高齢者の見守り事業や認知症の初期状態の時に気軽に相談できる窓口を設けるなどしています。

平塚市の高齢者の住宅環境、生活

平塚市の高齢者支援の中でも代表的なのが一人暮らしの高齢者の見守り事業です。平塚市では3つのアプローチで高齢者の生活を見守りしています。自立の方向けにはその健康状態を維持してもらうためにお話し見守り歩数計というものを貸し出ししています。この歩数計は家族や相談員と電話で話しをすることができ、見守りセンサーやGPS機能もついた高性能の歩数計なのです。高齢者のみの世帯や65歳以上の単身者に対して無料で貸し出しをしています。
在宅生活をしていて見守りが必要な方に対しては緊急通報システム用の機器を貸し出ししています。非常ボタンを押せばセンターの看護師や相談員につなぐことができるものです。24時間利用できるスグレモノなのです。
認知症などにより徘徊をしている高齢者に対してはタクシー会社や郵便局、FMラジオ局、薬局などと連携して情報提供を呼びかけ、行方不明になった高齢者をいち早く探し出すというはいかいSOS平塚という取り組みをしています。徘徊の心配がある高齢者の名前や連絡先を登録しておけばもしものことがあった時に探し出すことができるという仕組みです。
このように様々な形で平塚市に住む高齢者を支援しています。
平塚市が高齢者数の割に要介護者数が多くないのはこのように在宅生活を様々な形で支援しているからなのかもしれません。

平塚市の老人ホーム料金相場

平塚市の老人ホームにかかる費用を見てみると月額家賃が大体16.2万円～21.5万円ほど。初期費用は57.7万円～365.6万円ほどかかるようです。神奈川県全体の平均月額家賃が16.7万円～26.5万円で初期費用の平均が49万円～511万円となっていますので家賃は平均よりリーズナブルといえます。初期費用も平均と大体同じくらいの価格帯となっています。