糖尿病とは……
糖尿病とは生活習慣病の1つです。この病気の恐ろしいところは、様々な合併症を起こし、重大な病気になる危険性が高いところです。
糖尿病の起こるメカニズムと影響
血液の中にある体のエネルギーになるブドウ糖がインスリンの量が少なかったり、働きが悪かったりして、体で処理できない量になるのが糖尿病です。
糖尿病は血管に大きなダメージをもたらし続け、必要な栄養素や酸素を体内に取り込むことにも異常をきたしているので、身体内部にも影響が出てきます。
●糖尿病の治療と高齢者住宅見学の注意点
食事療法
糖尿病になりつつある方や糖尿病になっている方は、それまでの食事で暴飲暴食をしていたり、高カロリーであったり、栄養バランスが偏っているなどのケースが多く見られます。
食事療法では、主にはカロリー制限をして、栄養のバランスを考えた食事を摂る必要があります。
★高齢者住宅(有料老人ホーム)の見学時の注意点
管理栄養士さんによる計算された3食のお食事を提供されている所も増えていますが、どのようなお食事が提供されているのか確認しましょう。
試食が可能なら、ご本人も含めて試食してみましょう。食事が合わないとの理由で、3食をきちんと召し上がらずに、他の物を陰で食べていては意味がありません。
運動療法
適度な運動が日常的にあると良いです。まず、ダイエット効果があるということ、またインスリンの働きも良くします。
★高齢者住宅(有料老人ホーム)の見学時の注意点
まだ少ないですが、自施設で体操などを取り入れている物件もあります。なにか運動する機会があるか否かを確認しましょう。
また外出可能な方なら、そういった外出が可能な物件か否か確認しましょう。
できるだけ、無理なく身体を動かせる機会が多い高齢者住宅(老人ホーム)を選びましょう。
薬物療法
薬物によって血糖値を下げる方法もあれば、状態によってはインスリン注射を投与しなければなりません。
ご自身で“薬の管理が出来る”“インスリン注射が打てる”ようなら問題はありません。
しかし認知症の具合や、お身体の状態によってご自身では難しい場合は、それらを考慮して選ぶ必要があります。
★高齢者住宅(有料老人ホーム)の見学時の注意点
服薬管理をしているか?又はどのような管理方法かを確認しましょう。
インスリンの注射が自己接種出来ない場合、どのような対応になるのか、看護師の勤務時間帯などを確認しましょう。
ご本人様のお身体の状態について、今はもちろん、5年先も含めた変化も考えて高齢者住宅(老人ホーム)を選んでおくことも大切かと思います。
いつでもご相談下さいませ。