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施設介護とは①介護老人福祉施設

大阪本部

本人にも家族の方にも楽しく負担を減らしながら過ごすことができる提案をできるように努力をしていきたいと思います。

今回は、施設介護について説明したいと思います。

◇施設介護とは

介護保険法に基づいて、

「介護老人福祉施設」

「介護老人保険施設」

「介護療養型医療施設」

で提供される、(医療的な)介護サービスのことをいいます。

その中で、本日は介護老人福祉施設についてご説明させて頂きます。

介護老人福祉施設とは、特別養護老人ホームの事です。

特別養護老人ホームとは、社会福祉法人や地方公共団体が運営母体となっている、公的な高齢者居住施設です。

有料老人ホームと比較すると低料金で利用できますが、要介護度5など介護度が高く、経済的にも自宅での介護が困難な人が優先的に入居することになるため、多くの施設で200~300人の待機者がいるのが現状です。

 ◇費用・料金

有料老人ホームなどでは必要になる入居一時金は、特別養護老人ホームでは必要ありません。

入居後に必要な月額利用料には、家賃、管理費、食費、水道光熱費に加えて日常生活にかかる雑費などが含まれます。

◇入居条件

入居対象者は、原則65歳以上の高齢者で、要介護度1以上の方。

その他、「伝染病などの疾患がない方」「長期的な入院を必要としない方」など、入居にあたっての条件は施設によって様々です。

入居の申請先は、お住まいの各自治体です。

老人福祉法第15条第6項の規定に基づき、入所検討委員会の審査を経て、入所判断を行っています。

審査の結果を受け、入所の必要性の高い方から優先的に入所できるようになっています。

◇介護・医療

特別養護老人ホームで行われる介護サービスは、食事や入浴、排泄といった日常生活の介護や援助、機能訓練などがメインです。

健康管理や衛生管理が中心で、医療サービスには対応していないのが一般的です。

そもそも特別養護老人ホームは常勤医師の指定はないため、医師不在という施設がほとんど。

看護師も、入所者100人に対して3人以上とその数は十分ではなく、恒常的な医療ケアを必要とする方の入居は難しいと言わざるを得ません。

◇施設内での活動内容

サークル活動やレクリエーション、花見や小旅行といったイベントなど、健康な方が充実したシニアライフを送るための様々な催しを行なっている施設も多く見られます。

施設設備については、最近では、高齢者の尊厳・プライバシーの保護を目的とした、ユニット型個室タイプの「新型特養」と呼ばれる施設が増えてきています。新型特養では、複数の個室と共有スペースが1ユニットとなっており、一人でのんびりと過ごせる個室と、少人数の家庭的な雰囲気を楽しめる共有スペースが備わっています。

 

 

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