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高齢者住宅への引越し ~ケアハウスを引っ越したい理由~

大阪本部

本人にも家族の方にも楽しく負担を減らしながら過ごすことができる提案をできるように努力をしていきたいと思います。

高齢者住宅への引っ越しには様々な理由がありますが、
それらの中にはすでに高齢者住宅に入っている方からの依頼もあります。

83歳の女性ですでにケアハウスにお住まいの方からの依頼で、15年ほど前にご夫婦で入居されたのですが
ご主人が先立たれて現在はおひとりでのお住まいです。

現在でも要支援1なので、今でも身の回りのことのほとんどを自分で行うことができるお元気な方です。
テンポや考え方が若い感性をお持ちなので、話をしていても60過ぎ位の感じの印象です。

入居された当時はご自身と同じ様な方が大勢いらっしゃったのですが、
15年も経つと大半の方々の病状や介護度も変わり、入居当時の楽しい雰囲気も減ってきます。

現在のお住まいは、高齢者住宅としての条件やグレードは、現在の施設でも十分すぎる内容だと思いますが、
ご自身が非常に元気なだけに、他の方の介護度や認知症が上がっていくことや、日常の雑談や食事の時の雰囲気が非常につらくなるそうです。

また、かかりつけの病院が少し遠いので今後のことを考える、と通院頻度が上がる可能性があることと、

介護が必要になった時に、よく来てくれる妹の近くに引っ越したいということも理由のひとつでした。

現在お住まいのグレードがすでに高く、まとまった入居金を支払っていたのですが

要望にかなう手頃な価格帯の物件を市内の中心部で探すことは非常に困難でした。

そのやりとりの中で、再度まとまった入居金がかかっても新しい物件で

眺めの良い部屋に引っ越して、残りの人生を楽しく過ごしたいというご希望でしたので

再度部屋の向きや階数、窓からの眺望も重視した物件探しでした。

結果、ご自身が慣れ親しんだ街を見下ろす風景が望めて、病院や妹さんの近くという条件もクリアできました。
ただ、入居金がまとまった金額がかかりましたが、「自分のお金だから好きに使うのよ!」ということでした。

実は大阪で、このようなお客様のニーズに合う物件は非常に少ないのです。

自立から要支援2前後の比較的お元気な方で、ご自身で動くことが十分可能な方の場合、
通常の広さよりも大きめのサイズや、交通アクセスや買い物の利便性なども必要です。
食事についても見た目やボリューム感のある食事の提供が可能な所というのも大切な条件でしたが、
その施設の運営母体が外食事業を行っている会社でしたので、その条件もクリアできました。

結果的にはほほ希望条件をかなえることができました。

物件選定をする話の中で自分の残された時間を楽しく、心地よい時間を過ごすためには
妥協はしたくないという強い思いを感じましたので、こちらも必死に探しました。

高齢者住宅といっても、最初に入居した物件にずっと住むというわけでなく、
体調やその時の状況に合わせて細やかに必要な条件を考えながら住まいを変えるという発想は
若いとき以上に細かく考える必要があるのかもしれません。

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