先日、兵庫県にて介護付き老人ホームとサービス付き高齢者住宅の見学ツアーをさせて頂きました。
ご参加者の皆さまは50代前後~80代前後まで幅広く、ご自身のご家族、又はご自身の将来の為に今から勉強しておこうとご熱心にご参加されていました。
今回は「介護付き有料老人ホームとサービス付き高齢者住宅、どっちが良いの?」と皆さま興味津々に見学をされていました。
介護付き有料老人ホームとは?
一般的には利用権契約をしていて、「住居(専有)部分や共有スペース」と「介護や生活支援などのサービス」が一体として提供され、終身にわたって利用する権利が得られます。
建物を外から眺めても良く分からず、中身に違いがあります。
私が思う一番のメリットは金額の上限が分かるということかと思います。
介護度ごとの点数などに関係なく、必要な介護を必要なだけ受けられるのがやはり安心かと思います。
外部の介護サービスを利用できる仕組みにないため、中の体制を充実している場合が多く、体操やレクリエーションなど色々と実施されていたりもします。
サービス付き高齢者住宅とは?
一方こちらは賃貸借契約を採用しています。
住居(専有)部分について賃貸借契約をし、介護や生活支援サービスは別で契約する仕組みです。
一番のメリットは外部サービスを選べることです。
今まで通っていたデイサービスを続けることも、今までお世話になっていたケアマネージャーさんに引き続きご担当頂くことなどを選ぶことが可能です。
ベッドや車いす、てすり等、その時の状態に合わせて色々と選ぶことが可能です。
今回参加された皆さま、色んなご意見が出ていました。
「元気なうちはサービス付き高齢者住宅がいいかなぁ?」
「でも終の棲家と考えるなら介護付き有料老人ホームかしら??」
「サービス付き高齢者住宅の方が元気な人が多そうねぇ~」
「介護付き有料老人ホームの方が介護が手厚そうかなぁ?」
※見学ツアーのご参加者の方達のご意見の抜粋です。
概ねご理解頂けたなぁと思いながら、ご発言を伺っていました^^
どっちが良いとは現段階では言い切れないと思います。
実際にご入居を検討されるタイミングになった時に、お身体の状況やご希望を伺うと、どちらがより向いているというお勧めは可能かと思います。
あらかじめ色々と見学などして、事前知識を増やしておくことは本当に良い事だと思います。
来春もまた企画予定です。沢山の方がご参加下さることを楽しみにしています(^^♪