普段高齢者住宅に入居される方の理由は、
一人暮らしが困難になり、病気や認知症で自宅に住むことが困難になって入居されるケースが多いのですが、
最近少し違う理由でのご案内をさせて頂きました。
きっかけは老健の資料請求から始まりでした。
通常老健への紹介をすることはないのですが、住所を確認すると有名な老人ホームだったので何か理由があるのかと思い、
老健に資料をもらいに行ってお届けしました。
お会いして話をお伺いすると、その老健に近くで長く商売をされていて、残りの時間を住み慣れた地域に戻って暮らしたいというお話でした。
年齢は84歳の方で、現在のホームには2000年から入居されているのでもう14年になります。
その方はご自身の健康管理にも気を使って、毎日近くを散歩して足が衰えない様に努力をされたり、
70歳近くまで現役で商売をされていたので現在でも好奇心を持って色々なことに興味を持っておられます。
そのような環境は普通に考えれば何も問題ないように思いますが、残った時間をより元気に過ごす為に今回の転居を考えたそうです。
実際に物件探しを始めると、いつもと探す為の条件が違うので物件探しは苦戦しました。
条件としては、出かけやすい交通アクセスが便利な所、出かけたくなる場所が近くにあること、元気になる眺めがあること、
家族や友人が来たくなるような所という風な条件でした。
これは高級ホテルの条件に近いものです。
冷静に考えるとすごくハードルが高い条件で、正直な所どうしようかと思いました。
そこから物件探しが始まり、大阪市内のグレードの高い物件を探しましたが、条件に見合うものが中々見つかりませんでした。
探し始めて3カ月程たった頃に、もう新しい物件ができるまで長い目で考えましょうかという話をしていた頃、
最後の候補に行った物件を見た時に、これは気に入って頂けるかもと思う物件に出合いました。
すぐに資料をお持ちして説明させて頂いた所、気に入って頂けたようで早速案内の日程を決めました。
また女学校時代からの60年の親友も数年前から物件を探しているが、中々気に入った物件が見つからずに探しているということで
紹介を頂きお話をした所、やはり親友なので価値観や希望が似ていたので、ご一緒に案内させていただくことになりました。
結果的にはお二人とも気に入って頂き、その日に即決になりました。
やはり人気のある物件なので、1か月に10件ペースでの申し込みが入っていましたので、
翌日にはそれぞれの御兄弟や親族の方にも見て頂き、無事希望の部屋を確保することができました。
帰り道に話をしていた中で、これからの残り時間を目いっぱい楽しんで過ごしたいということを話しているお二人の楽しそうな姿を見ていると、
こちらもうれしくなりました。
どんな物件なのかは写真をご覧ください。誰でも住んでみたくなると思います。
エントランス
フロント
ラウンジ
スカイテラス
ダイニングルーム
窓からの眺め