入居された老人ホームでの個室内での電気代は、ほとんどの場合は個人負担になります。
また個人差が出やすく5~6倍の差が出てしまうこともあります。
大きく影響してくるのはエアコンとテレビです。
部屋で使える冷暖房がエアコン限定のところが多いので、長い方だと24時間つけっぱなしになり、どうしても金額が上がってしまいます。
最初についているエアコンはそのまま使うことが多いですが、使用時間が長い方は故障などをきっかけに省エネエアコンを選び取り替えるのもひとつの方法です。
またフィルターの掃除も使用時間と連動しますので、定期的にチェックをしないと恐ろしい状態になっています。
以前、入居者の方のエアコンフィルターを集中的に掃除したことがあるのですが、半数以上が絶句しました……
この状態でエアコンを動かすのは、埃を循環させているようなものだと……体にも電気代にも悪いので気をつけて下さい。
最近のエアコンは空気清浄機能や加湿機能のついたものも出てきましたので、
高齢の方は若い方とは違い、自分でこまめにコントロールできないことを踏まえた選び方が必要です。
そのような視点で家電店に行ったときには、店員さんに聞いてみて頂くのも良いと思います。
もう一つはテレビですが、見ている間に眠ってしまったり、つけたまま食事やお風呂に言ってしまったりと……
すべてのテレビではありませんが、中には見ていないことを自動的に判別して消してくれる機能の付いたものもあったりします。
消し忘れの多い方は是非考えてみて下さい。
世の中は省エネなので、自分の財布の為にも環境の為のも考えてみてはいかがでしょうか?