こちら尼崎市の市役所から少し西側に位置する大庄北にある
“えみうむ大庄北”の高齢者住宅では様々な活動が活発に行われています。
それらをレポートしていきたいと思います。
こちらは施設長さんがお好きなこともあって、園芸に力を入れられています。
ちょうど食堂の外のテラスが南に位置することもあって、
明るい日差しの中ですくすく育っています。
■園芸療法とは?
園芸は“園芸療法”とも言われ、
高齢者や心や体に障害を持った方などが「園芸作業」に携わったり、
又は観賞したりするだけで、治療やリハビリテーション、生活の質向上に役立つとされています。
■園芸療法の効果
身体的効果、知的効果、感情的効果、社会的効果などがあります。
〇身体的効果・・・植物を育てる為のあらゆる行為が、人のあらゆる機能、
運動機能、感覚意識を維持増進に役立ちます。
〇知的効果・・・植物のこれからの成長への想像や好奇心、成長を見ながら責任感、
判断力、コミュニケーション能力を高めてくれます。
〇感情的効果・・・成長をみることでの満足感、達成感による自信の創出、
植物と共存することでの自己抑制力などにも繋がります。
〇社会的効果・・・生き甲斐、グループ活動からの社会性、
分かち合い(シェア)などの感情を持つことにつながります。
さっそく覗いてみました!
“いんげん”が結構育っています。
“とまと”はこれからという感じですが、写真みたいになるのが楽しみです。
“きゅうり”は・・・もっともっとこれからです。
さて、これはなんだか分かりますか?!
“これ何だろう?”“どんな風な花が咲くのかな?実が成るのかな?”
と好奇心を持つことがハリある生活に結び付くということですね。
だからでしょうか、こちらの高齢者住宅の入居者様はみんなイキイキとお元気です!