肌トラブル続出、高齢者の乾燥肌を撃退方法

肌トラブル続出、高齢者の乾燥肌を撃退方法

高齢になると、肌が乾燥しやすくなり、皮脂がぽろぽろと落ちてくることがあります。また、その皮脂が下着などにつき、なかなか取れないこともあります。さらに、皮膚の乾燥に伴い、高齢者は皮膚の痒みを訴えることも多いです。

肌トラブルが続出している、高齢者の乾燥肌を撃退する方法について、ご紹介いたします。

①保湿クリームを毎日塗布

高齢者でも若者でも同じように、肌が乾燥しているのであれば、保湿クリームで肌を潤すことが重要となります。特に、冬場などの乾燥シーズンには、高齢者の全身に保湿クリームを塗布することが重要となります。

入浴後に塗布することも一つですが、高齢者の多くは毎日入浴せず、週に２～３回の入浴となります。そのため、保湿クリームも毎日塗ることが難しくなるため、朝起きたときもしくは寝る前に塗布すると効果的です。また、保湿クリームを塗る前に、前日のクリームをふき取ってから塗ると、さらに効果的となります。

②化粧水を使用して、全身を潤す

保湿クリームを塗布することも重要ですが、保湿クリームだけ塗ろうとすると、クリームが延びないことが多いです。高齢者の身体は、それくらい乾燥している状況と言うことを理解し、必ず化粧水を全身につけることをお勧めします。

化粧水は、顔に使用する物でも大丈夫ですが、皮膚科などでも勧められているウォーター状の化粧水などを使用すると便利となります。高齢者の保湿には、化粧水をつけ潤してから、保湿クリームを使用することが重要です。

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③肌に赤みや傷があれば皮膚科へ

肌トラブルは、乾燥のみで起こるとは限りません。また、乾燥だろうと思いケアをしていて、皮膚状況が悪化することもあります。そのため、乾燥肌対策を行い１～２週間継続しても改善しない時や、肌に赤みや傷などがある場合には、皮膚科へ受診することをお勧めします。

ステロイド剤を使用することで、皮膚状況を改善することもあるため、肌トラブルが長く続く場合には皮膚科への受診が重要となります。

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