85歳になるお母様が現在お一人で暮らしていらっしゃいます。
認知症はなく、要支援1でいらっしゃいます。
歩くのも少し大変そうでご自身の身の回りのことをするのも大変そうですが、時間をかければご自身でできるので、また認知症もありませんので要支援1の状態です。
以前は多趣味でいらっしゃったそうですが、現在はお身体が思うように動かないため、お話を伺う限りご本人様も歯がゆく思っているご様子でした。
今回、相談者のお嬢様とご入居予定のお母様と見学に行きました。
要支援1から入居できるところはあまり少ないこと、自由がきくところという2つをポイントにして提案しました。普段は横になっていることが多く、座るのもやっとの状態で1時間座っているのもきつい状況です。
デイサービス併設のところですとデイサービスに通うのも難しいだろうと思い、お部屋でゆっくりと過ごせて、食事つきの安心・安全なお住まいをご提案させていただきました。
移動も含めて3時間お時間をいただきましたが、大変お疲れのご様子でした。
数年前からいろいろと見学されているようですが、なかなか予算に合うところや希望に合うところが見つからなかったようです。
探している間にいろいろと体調の変化が起こり、なかなか外出もままならない状態となっています。お嬢様は県外に戻られるので、しばらく見学は難しい状況です。
遠くに身内の方がいらっしゃる場合は、お互いいろいろな不安があると思います。
やはり安心して安全に暮らすことが第一だと思います。
食事もきちんと食べているといっても、やはり一人ですと偏った食事になりますので高齢者住宅に入居されると元気になる方もいらっしゃいます。
ご高齢者の場合は、水分もご自身が必要と思う以上に摂取が必要なことが多いです。ちょっとしたことを頼める人がいないということで、ご近所の方がいくら声をかけて下さっても遠慮してしまうことも多いようです。
ご本人様の意思も大切だと思いますが、ご見学が難しい場合はご家族が率先して決めて差し上げるのもひとつの方法だと思いました。