デイサービスや介護サービスを嫌がる。何かいい方法は?

お住まい相談員の日々

施設入居のご相談を受ける際に、「今まで介護サービスを受けたことがない」

という方は多くいらっしゃいます。

「本人が嫌がるから」という理由ですが、その「嫌」の理由を聞いたことがありますか?

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『何が嫌なのか聞いてみる』

9月12日(土)に開催された【第4回地域包括ケア推進のための市民向け講演会~在宅であなたらしく生きる~】の

後援会でのシンポジストの方の言葉です。

「意外と便秘で不穏になることもあるんですよ」と言われて、はっとしました。

 

「うちのお母さんは自宅がいいって言って施設入居は嫌がっとうと」「お父さんは施設入居とか向かんけん」

など決めつけていませんか?

私はご家族がおっしゃる推測の言葉をそのまま受け取っていたので、反省しました。

『推測ではなく、本人に確認する』

実際に、推測とは入居されるご本人の意思が違うこともあります。

「施設入居はまだ早いと思っています」と見学後にご家族がおっしゃっても、

ご自宅に帰られた後、「本人が入居したいと言っている」と

ご連絡をいただくことが何度もありました。

そうした経験があるにもかかわらず、推測で考えていたことを猛省しました。

その経験と活かそうと今日-。

体験入居をされていたAさんのお迎えに行って、感想を伺いました。

私「住みたいと思っていただけましたか?」

Aさん「このまま病院におりたいけど、みんながあっち(施設)がいいっていうならいいよ」

体験入居前のAさんは、「自宅に帰りたい」体験入居中は「病院に戻りたい」とおっしゃっていましたが、

今回の施設に満足されたようでした^^

お迎えに伺った際には、ヘルパーさんに自ら手を差し出してタッチされていましたし、

すごく馴染んでいらっしゃるようでした。

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同行して下さったお孫さんも病院では看られなかったAさんの久しぶりの笑顔にとても喜んでいらっしゃいました。

私もAさんの笑顔を見れて、とっても嬉しかったです。

 

「施設入居を進めると嫌がるんじゃないか?」と思って話ができず悩んでいらっしゃいませんか?

ご本人に聞いてみたら、想像していたのと違う答えが返ってくるかもしれませんよ。

今時の高齢者向け住宅はきれいですよ。

私と一緒に見学に行ってみませんか?^^

 

精神疾患を抱えての施設入居

お住まい相談員の日々

統合失調症やうつ病を抱えて施設探しをされる方は多くいらっしゃいます。

こういった精神疾患の方の施設受入はどうなのか?

精神疾患があるとのことで施設入居を迷われる方もいらっしゃいますが、多くの施設で受入れが可能です。

【参考例:ウチシルベ相談実例より~大阪で、統合失調症があっても入居できる施設~】

http://www.osumai-soudan.jp/case/case08.html

施設から入居が断られる場合は、精神疾患が原因で入居を断られるというより、

集団生活が難しい場合に見受けられます。

(暴力・暴言、その他他者に迷惑をかける行為がある方などと言われますが、

これは精神疾患とは関係なく、どなたでも施設入居は難しくなります)

福岡でのご入居への相談例です。

○70代前半、女性、要介護2(保証人なし、生活保護受給)認知症診断あり

病名:統合失調症(症状としてはほぼ落ち着いているが、たまに不穏となる)

住宅型有料老人ホームへ入居。

施設入居数日は夜間のコール数が多かったようですが、誰でも初めてのところは不安なもの。

少しずつ生活に慣れて、現在も服薬管理で落ち着いていらっしゃいます。

○80代、女性、要介護1、(保証人あり、年金受給)認知症診断あり

病名:躁うつ病

介護付有料老人ホームへ入居。

体調の良くない日は話しかけないでほしいとご家族に言われているので、

施設でも最低限の声掛けに留めて、本人の負担にならないように配慮されている。

服薬管理で落ち着いていて、共同生活も問題なく過ごされています。

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多くのご紹介例がございますので、お近くのウチシルベへ気軽にご相談下さいね。

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相談員としての役割

お住まい相談員の日々

はじめまして。8月からウチシルベ福岡本部に加わった深川です。

私は以前、特養の老人ホームの介護員、老健の事務員、有料の入居相談員と介護の現場を色々経験してきました。その中でも、やはり有料の相談員を務めていた時は、人生で一番良くも悪くも色々な経験をさせて頂いたと感じています。

ご相談内容は、もちろんケースによって様々。自宅に夫婦2人で生活をしているので将来が不安です。病院を退院しなければならないが、自宅では困難。現在、親と同居しているが介護が重くなって来たので、同居は難しくて。親が一人で生活しているが、認知症が進行し昼夜・徘徊をして近所に迷惑を掛けている。本当に様々なケースが多々ありました。その1件、1件のご相談に真剣に向き合い、大げさかも知れませんが、私は家族の一員みたいになって考え、取り組んで来ました。高齢者施設の入所はやはり、普通のマンションや家に移るのとは違います。年齢を重ねていく上で、慣れた生活の場を変えると言うのは、よほど勇気がいります。その悩みや、不安感を取り除くのが、自分の仕事だと自覚をしていました。また、施設側からしてみれば、数ある施設の中から、選んで入居して頂く程うれしいものはありません。

しかし、誰しもが、皆入居すれば良いと言う訳ではないと思います。もちろんその方に合ったケアや生活スタイルが有りますので、必ず他施設を見学されたかも私は確認していました。相談員とは、入居を促進するだけでなく、その方々の気持ちに少しでも寄り添えるかが一番大切なのです。また、入居して頂いたら、それっきりではなく、アフターフォローこそ重要だと思います。だから、私は入居後の一日目を過ごされた後は、必ず本人様の状態を確認し、ご家族に状態の報告を行い、暇さえあればフロアに上がり、介護員やナースから色々と情報を聞いていました。

ある一例をご紹介すると、以前、私の担当でご夫婦お二人とも自立、在宅にて夫婦生活、子供がいないと言う方からのご相談がありました。今のままでは、将来が不安と言うことで将来的な施設入居を検討されていたのです。この方々のケースは入居までに、約一年以上掛かりましたが、最終的には、自宅を売却して施設入居を決めて頂きました。その入居後一日目に、お部屋を訪ねると、お二人からこう言われました。「施設だけで決めた訳じゃない。あなたが担当だったから、二人で人生最後の場所としてここに決めました。」この言葉を聞いて、初めて自分が今まで取り組んで来た事が報われた気がし、相談員としてのやりがい、充実感を味わえました。この言葉は今でも私の心の支えになっています。

これから高齢化社会は、ますます進んでいきます。

今、この瞬間にも悩んでいる方や、不安を抱えた方はたくさんいらっしゃるかと思います。

そんな方々の不安や悩みを取り除けるよう、以前経験した相談員の気持ちを思い出して、誠心誠意皆様のご相談に取り組んでいきたいと思います。

 

私のおススメ!認知症関連の本

お住まい相談員の日々

認知症についてインターネットで調べてみても、周辺症状などは分かるけど

「認知症の家族に対してどうしたらいいのか!?」ということはなかなか分かりません。

どういう症状があって、どういう行動をしたらいいのかなどを、

理解したくて、図書館で探しました。

私のおススメは2冊です。

まずコチラ。

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認知症の知識、介護保険について、問題行動への対応方法など書かれています。

認知症の人の気持ちなど書かれていることが良いです。

認知症の人の行動には、何かしら理由がありますのでそれが不安や心配からくることなど

よく分かりました。

次はコチラ。

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こちらは認知症チェックリスト、ケース別Q&Aが載っています。

介護経験者の声も載っていてとても参考になります。

似たような経験をされた方も多くいらっしゃると思うので安心できる一冊です。

 

こういった専門書に近い本は、購入して読むには失敗したくないと私は思ってしまうので、

まずは図書館で借りることにしました。

図書館はいろんな本がたくさんあっていいですよね。

ケアマネさんについて、ソーシャルワーカーの方についての本も読みます。

いろいろな視点の本を読んだり、当事者の気持ちを知ることが私は大切だと思っています。

そして、良いと思った本を購入することにしています。

上記2冊はあくまでも私のおススメです!

他にも良い本はありますが「認知症の人を理解する」という視点で選びました。

たくさん良い本があるので、自分に合った本を探してみてくださいね!

そして、私にもぜひ教えてください♪

 

 

 

 

 

施設入居拒否の方の入居後の施設でのご様子

お住まい相談員の日々, 施設の選び方, 相談実例, 認知症

最初は施設入居を拒否していても、実際に見学してみると想像と違って気に入ってくださり、入居すると喜んでいただける方がほとんどです。

引越しして「我が家」になるまで、時間がかかるのは当然です。

参考例:☆相談事例 ~帰宅願望が強い方にとって高齢者住宅が『我が家』になるまで~☆

http://www.osumai-soudan.jp/soudanin/osakahonbu/case/778.html

早い方で一か月くらいでしょうか?

時間がかかる方も当然いらっしゃいます。

現在、少しずつ馴染もうとしている、そんな方のお話です。

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以前こちらの相談員ニュースでもご紹介したAさん。

https://www.osumai-soudan.jp/soudanin/fukuokahonbu/case/501.html

☆薬に頼らない認知症受入れ施設~認知症状に合わせたご紹介~☆

服薬管理ができない、家族が振り回されているといったことでご家族が施設入居を進めました。とてもとても用意周到に進めていき、多くの方のご協力の元、入居ができました。

お食事が気に入っていただいた様子で、現在も三食きっちりと召し上がっているようです。

一人暮らしの時は、偏食で食べたいときに好きなものを少し食べるという生活でした。

食事の改善は、ご家族も大変喜んでおられました。

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時々、Aさんは長女さんには帰りたいと訴えます。

たまに長女さんには当たることもあるようで、けんかになるそうです。

 

現在入居されている住宅型有料老人ホームは、一人一人に向き合って下さいます。

最初はデイサービスを拒否していましたが、ケアマネさん、施設長、ヘルパーさんなど皆さん(今後は専門家チームとします)の協力があってデイサービスへ通うようになりました。

しかし、しばらくすると行きたくないと拒否されるようになりました。

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そこで専門家チームは考えて、他のAさんが気に入りそうなデイサービスを提案してくださり、Aさんはそこに通うようになり、今現在もそちらに通っています。

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Aさんは要介護1で認知症があるものの、身体状況はほぼ自立でいらっしゃいます。

買い物などケアプランに組み込み、ヘルパーさん同行で行っていましたが、自分一人で行きたいとおっしゃいました。そこで専門家チームはまた考えます。

Aさんには、「スタッフに声をかけたら出かけられるようにする」という目標設定をしたのです。

「外出はダメ!」ではなく、「スタッフに一言声をかけたら外出できる」ということを目標に生活する。

ひとつひとつできることをクリアして、日常生活を送る。

私たちが日常でできることも、高齢になると難しくなります。温かく見守る時間も必要だと感じています。

 

ご本人様に合わせて動いて下さる専門家チームがいるのは心強いですね。

他の施設であれば、退去を促されるようなことを何度かされていますが、受け入れてくださっているこちらの住宅型有料老人ホームには心から感謝しています。

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父が骨粗鬆症になりました・・!!!Σ(゜д゜lll)

高齢者の症状・健康

今年69歳になる自立の父が骨粗鬆症の診断を受けました。

「じゃこも食べるし魚好きであんなにバランスよくなんでも食べているのにどうして!?」

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と思い、いろいろと調べてみました。

(なぜ診断を受けたかというと、ここ数年、体のあちこちを痛がって整形外科で痛みが和らぐ注射を打っていましたが、

念のためにレントゲンを撮ったところ、骨が少し透けているとのことで検査をすることになり判明しました。)

「高齢者の怖い病気③骨粗鬆症」

http://www.osumai-soudan.jp/soudanin/osakahonbu/koureisyanobyouki/603.html

「若いころ全然運動しなかったからかな、太陽にあたらなかったからかな」

60歳を過ぎてからよく歩くようになりましたし、今はよく日焼けしていますが若いころが原因でしょうか?

(体型は痩せ型で、今でもお酒はよく飲みますし喫煙習慣もあります)

この記事に書いてある「腸からのカルシウムの吸収が悪くなっていく」、この点が思い当たりました。

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父は胃腸が弱いのです。

勝手な私の憶測ですが、胃腸が弱いからカルシウムを必要量吸収できなかったのだと思いました。

(あくまでも私の勝手な憶測です)

これから2年間は薬を飲まないといけないそうです。

「絶対転ばんでよ!」

と、私からむちゃくちゃなことを言われて可哀想ですが、

日常生活を丁寧に行って、効率よくカルシウムをとって元気に暮らしてほしいです。

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県外の実家の近くか福岡の施設にするか迷う時

施設の選び方
  • よく相談されることが多いのが、今まで住み慣れた実家の近くの老人ホームにするのか、子供たちの住んでいる福岡に呼びよせて老人ホームに入居するのかを悩んでいるというケースです。

この場合、どちらの地域の老人ホームもその方にあったところをご提案しますが、福岡の老人ホームは料金も安くて施設も新しく、施設サービスも充実したところが多いのも確かです。

私は、親をどの地域の老人ホームに入居を進めてゆくかは、介護度や病気の内容により判断されることをお勧めしています。

たとえば、脊髄の癌で終末期医療を在宅で受けているお母さんとその介護をしているお父さん80代の両親の相談があったのですが、この場合、まだ介護認定をどちらも受けていないと伺い、すぐに介護申請をするようにお勧めしました。

また、「お母さんの主治医に相談して、福岡に移送することができる状態であるかをご確認ください。」と、お話ししました。s_曽根3

具体的には「できるだけ早く介護認定を受け、福岡の病院の紹介状をもらい、並行して子供さんの自宅と転院先の病院との近い場所の24時間看護師がいる、自立のお父さんも一緒に入れるところの見学をしてみることから進めてみましょう。」と、提案しました。

また、注意点としては少しでも早い決断をして、お体が移送に耐えられる早い時期に進めなければ、それも叶わなくなるかもしれないと現実的なお話をしました。

癌の方を何人も施設入所のお手伝いをしましたが、介護認定を受けてその後介護区分の変更申請を毎月のようにしてゆくけれど、追いつかないほど体力や機能が低下されてゆく方が多いのも事実です。

ご両親ともに「孫に会いたい。」といつも言われている方の場合は、とても喜ばれるかと思います。keirou_katamomi_obaachan

また、癌が骨に転移していたりされている場合は常に痛みがあり、進行するほど痛みの訴えがひどくなります。

施設の場合は訪問医に緩和の相談をして対処できる限り、普通の生活が送れます。きっと少しでも長く一緒にいたいのはお母様だけでなくお父様も同じではないでしょうか。

ずっと二人で生活をされて、食事に介護にとがんばったお父さんも食事と介護から解放されて、素敵な思い出作りの時間を過ごしていただけるのではないでしょうか。

無理に同居をいきなりすると、慣れない大家族での生活は行き詰まるため、穏やかな生活とはいかず、お互いにストレスの多い生活になるのではないでしょうか。

そうではなく、親がまだ元気なケースで地元にお友達が多いとか、親戚が多い方の場合はご両親が地元に残りたいといわれることも多く、可能でしたらできる限り地元の施設に入所することを検討されてはいかがでしょうか。

以前のご相談で、東京にいる転勤族の息子さんが福岡の両親を呼んで、転勤することになった沖縄に同居することになり、友達ができるのではないかとの思いから、デイサービスに行くことを薦められたそうですが、そのうち両親ともにふさぎ込んで、デイサービスにも行きたくない、家から外出もしたくないとひきこもるようになり、親戚の多い熊本の施設に夫婦で入りたいと希望されるようになったとのことでした。roujin_party

原因は言葉の問題で、お年寄りほど方言が多くて沖縄の言葉が全く通じず、孤独感を感じてよそ者としての扱いを受けていると思い込んでしまったためでした。

このように、言葉の壁や地方色になじめない地域差・料理の味付けや郷土食など、思いもしないところにお年寄りは安心や快適さを感じたりストレスになったりするのです。

さまざまなケースがご家庭ごとにありますし、どうするかの決断もそれぞれですが、できるだけいろんなケースを思い出しながら、少しでも快適な今後の生活を親御さんにしていただけるようにご提案したいと思っています。