入居後にお邪魔しています

お住まい相談員の日々

昨年のブログでご紹介したAさん。

見学がてらのドライブ

https://www.osumai-soudan.jp/soudanin/fukuokahonbu/hibi/752.html

このAさんは、施設見学のときにたまにお見掛けして、お元気にお過ごしなんだなぁと安堵しております。

Aさんは本が大好きなので、家にある本をたまに差し入れしています。

今回はこちら。

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渋いですね(;’∀’)実家にあった本をもらいました。

アポなしでふらっと訪れたところAさんは病院に行っておられたので、お部屋で待たせていただきました。

「いつも適当に家にある本を選らんでいるけどいいのかな?」といつも心配に思っているのですが、

発見!!Aさんが以前お渡しした本を読んでくださっているではありませんか!

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安心して、Aさんをお待ちしていたら帰ってこられました。

Aさんもお昼ご飯を食べないといけなかったことと、私も次の予定がありましたので早々に失礼しました。

お部屋で待っている間、風が通って心地よかったです。

Aさんを待っている間、職員の方が私に「暑くないですか?エアコン入れましょうか?」と声をかけてくださったり、

「失禁があったので匂いがするかもしれません」と気遣ってドアを閉めてエアコンを入れてくださったりと気にかけて下さいました。

こんな方々に囲まれてAさんはきっと快適に暮らしていらっしゃるんだろうな、と満足した訪問でした。

またお邪魔します^^

親子三代での施設見学

お住まい相談員の日々

6月のある晴れた日曜日、ご本人、長女さん、お孫さんと私の4名で見学に行きました。

東区から西区と南区の施設見学でしたので、都市高速を使っていきました。

まずは西区の施設から。

福岡タワーやヤフオクドームを眺めながら、車を走らせます。

 

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その日は気温が高かったので、ももち浜では海水浴客が見られました。

西区の見学後は南区へ。

右手に油山を眺めながら、雄大な気持ちで走ります。

南区の施設を見学後、車に乗り込んだところでご本人がお孫さんに声をかけます。

「お腹すいてない?」

お孫さんを思いやる気持ちは忘れられていません。

ほっこりした気持ちになりながら、東区へ向かいます。

今度は右手に福岡空港が見えます。

久しぶりの外出とのことで、ご本人もお疲れになったご様子でした。

とっても楽しい施設見学でした♪

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最期を考える

お住まい相談員の日々, 医療充実, 相談実例

人生の最期をどこで迎えるか?

最期について考えさせられたことです。

今年1月にMSWより相談を受けて、92歳の要介護2のAさん方の施設をお探ししました。

その病院に入院してからも誤嚥性肺炎を2度ほど起こし、急性期病院から戻ってきたところでご相談でした。

入院前に少し認知症状が悪化して入院したけど、状態が落ち着いているしこれ以上治療できることはない、とのことでした。

そこで認知症にも強く、医療的にも充実した住宅型を紹介しましたが、その時は空きがなく、空くのを待っている状況でした。

2月終わりに施設より連絡がきて空きがでたとのことで、入居の話を進めていきました。

その間に区分変更をしていましたが、要介護5となりました。

そして、その間にまた誤嚥性肺炎を起こしていました。

「早く施設に入居して、少しでも良い生活を送ってほしい」

そんな想いでしたが、想像よりスムーズに入居準備が進まずもどかしい思いをしておりました。

入居日までの週末毎に熱発を繰り返していました。

「入居できるのだろうか?」3月の中旬近くに入居が決まっていましたが、心配する日々を送っておりました。

「施設に入居せずに、このまま病院にいた方がこの方にとっていいのではないか?」

たまらなくなってMSWへ相談しました。

私「Aさんの体調はいかがですか?入居できるのでしょうか?」

MSW「先週も熱がでていました。施設に入居できるか確認したところ受入れしてくださるとのことでした。

先日、訪問診療の先生もカンファレンスに入ってくださって家族と看取りの話も含めてしっかりと話をしてくださいましたよ。

本当に良い先生ですね」

こういった状態でも受け入れてくれる安心とまだ心配で施設にも確認したところ、

訪問診療の先生がOKをだしてくださったので施設側も全力で支えます、とのこと。

Aさんの入居日当日—。

心配だったのでAさんの配偶者の方に連絡をしてご様子を伺いました。

「介護タクシーで移動するときに、いつもは目をつぶっているのだけど今日は目を開けてしっかりと景色をみていました。

まるで景色を目に焼き付けているみたいでした。久しぶりにあんな表情を見れて嬉しかった」

私は施設入居が本当に良かったのか葛藤があり、MSWへ相談しました。

私「Aさんの施設入居は本当に良かったのでしょうか?このまま入院していたらご家族から近い病院だから良かったのではないでしょうか?」

MSW「病院での最期と施設での最期は違います。病院はやはりたんたんとしていますからね。

先日の訪問診療の先生は最後に何を食べさせてあげたいか?を聞いておられましたよ。

あんなに良い先生にお会いしたのは初めてかもしれません。熱心な良い先生ですね。

最期をどう迎えたいかと考えらることができるのはとても幸せなことなんですよ。

私は施設を選ばれて、ご家族にとっては良かったと思います」

MSWは心配する私を励ましてくださり、私も少し安心しました。

それから一週間後―。

Aさんの担当ケアマネさんから連絡をいただきました。

「Aさんはご家族に見守られながら、旅立たれました」と。

「ご家族全員に見守られた」という言葉に私はやっと安堵しました。

亡くなることは本当に寂しいことですが、「どうやって最期を迎えられたか」も大切だと思っています。

ご家族が悔いのない最期を迎えてほしい。

そのように思っております。

亡くなって一週間後にご家族より、亡くなったと連絡いただきました。

「あんなに良い施設で、良いケアマネさん、良い先生で良かったです。幸せでした。

ケアマネさんも先生もお通夜にきてくださったんですよ」

そして胸の内を語ってくださいました。

「亡くなったと理解しているんだけど、なんでいないんだろう?と思ってしまいます・・」

そうですよね。そんなに早く気持ち切り替えられないですよね。

このような自立だけど高齢の配偶者へのサポートサービスがあるといいなと思います。

この亡くなった方と私の過ごした時間は短かったですが、私はこの方を忘れません。

「亡くなった人を忘れない、これがその人の供養になる」と思っております。
最期を考える

看取りについて~身寄りなしの方~

お住まい相談員の日々

この春、悲しいお知らせが2件届きました。

1件は、一昨年の秋頃入居をご紹介した方です。

たまたま別件で施設に連絡した時に施設の方が教えてくださいました。

職員さん「Aさん、昨日亡くなりました」

私「え?昨年夏も体調悪かったけど、持ち直していたじゃないですか」

職員さん「そうですね、去年はあんな冗談を言えたけど今回はだめでした」

私「…そうでしたか。いろいろとお世話になり、ありがとうございました」

職員さん「Aさんは、みんなの人気者でしてね。とってもかわいらしい方を紹介していただいてありがとうございました」

昼の時間帯だったので、皆さんで最期を見届けてくださったとのこと。

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身寄りがなかったAさん。

施設の皆さんに見守られた、ということをとてもうれしく思いました。

私は、一人の祖母を家族が看取れなかったという後悔が今でもあります。

他の祖父母は誰かが看取ったのに、その祖母は病院で静かに一人で息を引き取ったのです。

そんな後悔があるので、うれしかったのです。

私は、仕事を終えて手を合わせにいきました。

Aさん、優しい皆さんに囲まれて過ごせてよかったですね。