この春、悲しいお知らせが2件届きました。
1件は、一昨年の秋頃入居をご紹介した方です。
たまたま別件で施設に連絡した時に施設の方が教えてくださいました。
職員さん「Aさん、昨日亡くなりました」
私「え?昨年夏も体調悪かったけど、持ち直していたじゃないですか」
職員さん「そうですね、去年はあんな冗談を言えたけど今回はだめでした」
私「…そうでしたか。いろいろとお世話になり、ありがとうございました」
職員さん「Aさんは、みんなの人気者でしてね。とってもかわいらしい方を紹介していただいてありがとうございました」
昼の時間帯だったので、皆さんで最期を見届けてくださったとのこと。
身寄りがなかったAさん。
施設の皆さんに見守られた、ということをとてもうれしく思いました。
私は、一人の祖母を家族が看取れなかったという後悔が今でもあります。
他の祖父母は誰かが看取ったのに、その祖母は病院で静かに一人で息を引き取ったのです。
そんな後悔があるので、うれしかったのです。
私は、仕事を終えて手を合わせにいきました。
Aさん、優しい皆さんに囲まれて過ごせてよかったですね。